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ハイスクールD×D 黒龍伝説

4話
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たがお前達は道具だ。アロンダイトは敵に回ったが、持ち手に力を貸す事は悪い事なのか?悩んだ時点で答えは出てるんだよ。それに強度では6本を束ねた今もお前は負けている。適材適所と考えろ、エクスカリバー」

コカビエルの事件の時に一時使用していたエクスカリバーが残りの2本と融合した物だった。

「本当に聖剣と会話をするのですね」

「物にも魂が宿ると考える日本人ならではですよ。それにこいつらも個性がありますからね。波長が合わなかったんでしょう、今までの使い手は」

「ちなみにエクスカリバーはどんな感じですか?」

「ツンが8にデレが2、それとは別に頑固で生真面目で寂しがり屋。そんな奴ですかね、今の所」

照れ隠しにオーラを発するな!!兵藤と姫島先輩が苦しんでるだろうが。








和平が成立し、生徒会室の空気が緩んだ瞬間に一瞬だけ違和感が生じる。この感覚は

「停止結界の邪眼?グレモリー先輩、ギャスパーは今何処に?」

「ギャスパーなら旧校舎に居るけど、どうかしたの?」

「旧校舎?射程外どころか射線が通っていない、っ、結界が切り替えられた!?」

学園を覆っている結界が書き換えられ、完全に外と中が隔離される。やはり和平を不満に思う一派が一発逆転を狙ってきたようだ。

「ギャスパーも襲われているみたいです。たぶん、無理矢理停止結界の邪眼をブーストされてます。何故か一瞬で解除されたみたいですけど」

「匙、考えられる可能性は?」

会長が尋ねてきたので可能性が高い順番に答える。

「ギャスパーに手ほどきしたのが一回だけでしたからハッキリとは言えないですけど、目を潰したか、命を絶ったか、なんとか射程をずらしたかって所ですね。兵藤、何か心当たりはあるか?」

「えっと、何か考えながらダンボールに籠ってたからあまりよく分からないけど、もうちょっとでなんとか出来るかもしれないって、ここに来る直前に言ってたけど」

「なら、さっき挙げた物意外にも強制的に停める手段を得たんでしょうね。だけど、まずいな」

「何がですか?」

「ブーストされてるってことは、傍に敵が居るってことですよ。それなのに強制的に停めたって事はギャスパーの身が危ない。すぐに向かった方がいいですね。どんな不都合が起こっているか分からないのでオレが向かいます」

「待ちなさい!!ギャスパーは私の下僕よ。私達が」

「問答する時間が勿体ない。先に行きます」

収納の魔法陣からエクスカリバーを取り出し、天閃の力で生徒会室から走り出す。先行してラインを伸ばしギャスパーの位置を探る。ギャスパーの居る部屋には三人のフードを被った魔術師が居る。そして、ギャスパーにもう一度停止結界の邪眼を使わせようと暴行を加えていた。そ
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