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提督していない提督による騒がしい日常
過去編、横須賀の過去 照彦side
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やとしていた(主にどこかの軽空母と飢えた人)居酒屋鳳翔に突如、爆音が鳴り響いた
無論、居酒屋鳳翔だけではない、おそらく鎮守府全域だ
「なんだ!?」
周囲がざわつき、状況を確認しようとした時にちょうど通信がかかってきた
『提督!!敵艦隊の襲撃です!!それに6隻ではなく大多数で!!』
大淀からの通信だった
「大多数!?詳細はわかるか!?」
俺はさらなる情報を求めた
『偵察隊からの報告によると、姫4隻が中核となってレ級にル級およびタ級の戦艦とヲ級のflagshipが多数確認されています!!』
超ゴリラじゃねぇか!!
対するこちらの編成は戦艦8隻、空母が3隻...
圧倒的に足りない...
魚雷に賭ける...?
だめだ、距離があったら警戒されるし相手の航空攻撃の合間に行かせようとしても止められるだろう
「無理はさせられない...」
俺はいち早く赤城を連れ、司令室へ走った
司令室で赤城にも手伝って貰い、戦況を確認していた
司令室には大淀がいて、各自の報告を聞いていた
「大淀、今はどうなってる?」
「戦艦の艦娘を固めて行動させ、空母の2人には秋月姉妹が護衛艦として付いています」
「前線の指揮は誰が執っている?」
「摩耶さんが中心となり、駆逐達は天龍さん達が、軽空母は飛鷹さんが指揮を執っています」
摩耶中心で動いてるのか...
俺は通信機をとり、摩耶に指示をだす
「摩耶、聞こえるか?」
『あぁ、聞こえるぜ』
「摩耶達重巡は軽空母と一緒に行動して水雷戦隊の援護をしてくれ」
『了解!!』
そのまま艦娘全員に通信をかけた
「艦娘全員に連絡!!被弾して戦闘が厳しくなったらすぐに戻って来い!!」
了承の声が一斉に聞こえた
ふと後ろを見ると...
赤城がいない
「大淀、赤城は?」
「わ、わかりません...気づいたらいませんでした」
俺はまたしても通信機をとり、赤城に通信を飛ばす
「赤城!!いまどこに...」
通信機を通じて爆音が聞こえる
おそらく...いや、絶対に出撃している
摩耶に通信を繋ぎ直し
「摩耶!!赤城がそっちに向かって行った!!至急赤城を含めて応戦しろ!!」
『あいよ!!』
頼もしい声が聞こえた
俺は通信を切り、携帯用の通信端末を持って工廠へと向かった

「妖精!!まだいるか!?」
がらんと空いた工廠で1人、声を荒らげる
すると工廠設備から隠れていた妖精達が姿を見せた
「いまうちにあるありったけのバケツを出してくれ!!」
妖精は待ってましたとばかりに奥へと入っていき、すべてのバケツを持ってきた
「これを灯台近くまで運んでくれ!!」
そう言って俺は灯台下へ走り出した
自身の携帯で現在の資材量確認していると、灯台下についた
「バケツは...36しかねぇ...」
いつしかの
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