課外授業のデイウォーカー
王の間での謁見
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
になるわ」
イリナがゼノヴィアに言いつつもマリウスが指を鳴らす、俺達以外のグレモリーは悪寒に襲われるぐらいの強敵か?ま、俺らは平気だし朱乃と白音にイリナもだが実戦経験豊富な俺らはこんなのは悪寒に入らない。
グレモリー眷属は一瞬で全身の毛穴が開き、体中を冷たいものが通り抜けるらしいのでシャルロットを前に出した。悪寒はなくなったが、まるでターゲットにするような感覚らしく危機的状況に置かれている認識というプレッシャー。
『まさかクロウ・クルワッハか?』
『俺達が探していた邪龍筆頭格がボディガードしてるとは』
『今はアザゼルにも聞こえないようしてますが、こちらの端末にも正体は分かりました。間違いないですね』
黒いコートを着ていた長身の男性が一人、柱に背を向けていた。金色と黒色が入り乱れた髪をし、その双眸は右が金で左が黒というオッドアイ。黒ずくめの男は、グレモリー眷属を一瞥後にこちらを見ていた。
強張った表情に脂汗を噴き出しながらグレモリーにとって、コイツは強敵クラスとなるぐらいの力を持つと断定。特に俺らの仲間であるアグニ・オーフィス・ドライグ・アルビオン・ティアマットは、主である俺らやアーシアと契約したファーブニルは守ろうとしていた。
「おいおい、アイツが何でこんなとこにいるんだ?」
「・・・・一真君は何か分かるのかい?僕らは感じからすると吸血鬼じゃないけど、明らかに強者と言える程のレベルを持つとしか」
どうやら祐斗もだが、王の間では一番ヤバいと感じたのだろう。まあ俺らは邪龍相手でも平然としていられてるから、強敵とは思わないがリアス達にとっては強敵以上に感じている。あれは怪物クラスだと思っているようだけど、強者ばかり戦ってきた俺らやヴァーリたちは平然とニヤニヤしている。ゼノヴィアも頬に伝う汗を拭った。
「まああの男が、クーデターに関与しているなら成功するだろう。お前らでは相手できない相手だが、俺かヴァーリか曹操ぐらいのレベルなら対処可能。アグニ達はまだ待機として、アレに対処可能な奴はここに居る吸血鬼でも怪しさ一杯だ」
「一真はあの者の正体が分かっているの?」
「当たり前だ、アイツのプレッシャーに気圧されてるなら鍛錬不足と言ってもいい。アイツは人間の姿をしてるが、それは仮の姿だろうよ。・・・・『三日月の暗黒龍(クレッセント・サークル・ドラゴン)』クロウ・クルワッハ。邪龍の中でも最強と称されるドラゴン、邪龍筆頭格の一匹だけどな」
「ああ我もそう感じる、我達ドラゴンはオーラで何者かが分かる。一真の言う通りアイツは邪龍だ」
「まさか俺の正体を見ただけで分かってしまうとは。現赤龍帝と現白龍皇に夢幻と無限がいるとは俺も驚きで一杯だ。それにオーラで隠してるようだが、そちらの四人は前四大魔王で
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ