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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Eipic30プライソン・スカリエッティ〜Infinite One〜
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った。宙で態勢を立て直した時には奴は完全に復活を果たしていた。
「親しい者たちはお前に死なれたくないと思い、そして正義感からして悪事を働いてまで願望を果たそうとするお前の前に立ちはだかり、邪魔をするだろう。つまりお前の存在意義を無視する裏切りだ」
――フォーゲルケーフィヒ――
魔力スフィア10基によるリングが4つと奴の周囲に展開された。
――アドラーフリーゲン――
スフィア1基より10発という魔力弾が発射され始めた。俺は広間内を翔け回りながら「貴様に何が・・・!」反論しつつ、多属性魔力槍群であるカマエル100本を奴へと射出する。奴もまた床を駆け回って槍群の回避を行い・・・
――ハーツイーズバレット――
スフィアリングより魔力弾を何10発と連射して来る。俺と奴の間で魔力槍と魔力弾が交差して激突を繰り返し、魔力爆発を起こし続ける。
「俺だから解るんだ、神器王。俺も裏切り、裏切られた男だからな。俺も目的のために作品たちに偽りの目的を伝え騙した。すると真実を知った作品どもは俺の目的を妨げようと裏切った。ほら見ろ。いずれお前が辿る路を先駆しているだろう、俺は」
「〜〜〜〜っ!」
俺とはやて達が衝突する画が容易に想像できたため、それ以上の反論が出来なかった。だが「この先、俺たちの関係がどうなろうと、俺は逃げずに受け入れるだけだ!」そう開き直り・・・
『アイリ、もうこれ以上は構っていられない。一気に決めるぞ!』
『・・・ヤー!』
アイリと作戦会議。奴はリンカーコアを体内で移動させることが出来るようだから、まずはこれまで通り外に出させるしかない。
――氷結圏――
――
力神の化身
(
コード・マグニ
)
&
大地よ凍て付け
(
コンジェウンド
)
――
アイリと俺で術式強化、続けて俺が下級氷雪系術式を発動して、右足で床を強く踏みしめた。右足を起点に床が勢いよく凍り付き始めるが、やはり下級術式。奴は「先ほどの氷の槍が通用しないと解らないのか?」凍ることなく、呆れ声を漏らして肩を竦めた。
「お前を攻略する術がコレなんだ、許せ」
「ほう。ではお手並み拝見だ。今度はしくじるなよ?」
「覚悟しておけ。『アイリ!』」
『ヤー!』
――
舞い振るは
(
コード
)
、
汝の麗雪
(
シャルギエル
)
――
俺とアイリで氷槍を10本ずつの計20本を宙に展開、そして奴やその周辺の凍っている床へ向けて射出すると、各氷槍が一斉に大小様々な六角柱へと変化して強烈な冷気を放ち出す。
「『エーヴィヒ・ベザッツングス・アルメー!』」
「っ! おお! 今の俺をも凍らせるレベルか・・・!」
余裕ぶっていた奴も凍り付き始め、とうとう全身が氷に覆われた。そして俺は左拳に魔力を込め、アイリとの協力
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