【ハリー・ポッター】編
189 ムーニーとワームテール
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…。
(これは在ったり無かったり部屋≠ナ調べる必要があるか…)
……ちなみにどう訊いても心象が悪くなる可能性があるので先生に訊く≠ニ云う選択肢は端から無い。
閑話休題。
ルーピン先生の前置きが終わったので、メインの思考をどうでも──よくはないが、今はあまり関係のない内容の考察から、ルーピン先生との会話に切り替える。
「……で、アニー、君をここに呼んだ理由はロンから既に聞き及んでいると思うけど…」
「はい。……どうにもシリウス・ブラックについての話だとか…」
「大体その通りだ。……まずは私と──いや私達≠ニ君のお父さんとの関係から話そう…」
………。
……。
…。
「……以上だよ」
「そんな事が…」
ルーピン先生は、ジェームズ・ポッター、シリウス・ブラック、リーマス・ルーピン──そして、ピーター・ペティグリューについての関係性を、自身が人狼であることと、ルーピン先生以外の3人が未登録の動物もどき(アニメーガス)≠ナあった事以外の全てを語った。
「……で──実に意外だったんだけど、ロンが“忍びの地図”を持っているなら話が早い」
ルーピン先生が語らなかったのは主にルーピン先生自身が人狼である≠フ件と未登録の動物もどき(アニメーガス)∞≠フ件の二つだけ。いたずら仕掛人≠ノついての言及があった。
……その事を識っていた♂エはともかく識らなかった<Aニーはその件で驚いてしまったので、入手ルートこそ明かさなかったが──“忍びの地図”を持っていると云う話を持っていると云う話をする事となった。
(……まさかなぁ…)
ルーピン先生から過去の話を聞いていて、驚くことがあった差異≠ェあったのだ。
(それにしても──ピーター・ペティグリューが名付け親だったとは…)
てっきり知識≠フ通り、シリウス・ブラックがアニーの名付け親だと思っていた俺は、思わず呆けてしまった。……小さな差異ではあるが、それこそピーター・ペティグリューのした事≠ェどれだけ罪深かったのか──どれだけかつての親友を憤慨させたのかが判る。
……ピーター・ペティグリューは、ある意味子殺し≠ニ云う大罪を犯そうとしていたとも云える。だからこそシリウス・ブラックに追われているのだ──今もなお。
「ロン、地図≠渡しておくれ──何、別に没収するわけではないから安心してくれて構わないよ」
「判りました。“来たれ(アクシオ)”──どうぞ」
「ありがとう──見事な呼び寄せ呪文≠セグリフィンドールに10点上げよう」
地図≠使うとは聞いていなくて、寮に置きっぱなしだったのでルーピン先生から
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