【ハリー・ポッター】編
182 ガリオンくじグランプリ
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の総額は2200ガリオン!!】
魔法省・マグル製品不正使用取締局長<Aーサー・ウィーズリーと、その六男で【ホグワーツ魔法魔術学校】の生徒であるでロナルド・ウィーズリーが今年のガリオンくじグランプリ≠当てた。
これでウィーズリー一家が当選した賞金額の総額は2200ガリオンとなり、アーサー・ウィーズリー氏は記者に向かって「これを奇跡と言わずに何を奇跡とするのか。家族の皆も、大層驚きながら喜んでいたよ。……妻のモリーが顕著だった」と、万感を籠めて語ったと云う。
なお、賞金の使い道に関してアーサー・ウィーズリー氏に訊いてみたところ、「旅行になると思うよ。行き先の方は詳しくは決まっていないが、ロン──一等を当てたロナルドの希望で日本になると思う。……日本≠ヘロナルドの話ではマグルの電化製品で一番を行っているらしいから私としても楽しみだよ」と、アーサー・ウィーズリー氏は記者がたじろいでしまうくらいに熱弁した。
――――――――――――――
「……おっふ…。……なんじゃこれは」
新聞を読み、満面の笑みを浮かべている父さんの写真を見て変な呟きを洩らしてしまった俺を誰が責められようか。
これではいけ好かないマルフォイへの話題の種を渡してしまったようなものだ。
ちなみに息子さん──俺の方にも取材を…≠ニいう話があったらしいが、父さんが矢面にたってくれたのでそこら辺は感謝している。
……罷り間違って酷評家──もとい、でっち上げ屋≠フリータ・スキーターに当たったりしたら、その時点で須郷と同じ処置を取っていた公算が高い。
閑話休題。
(……父さんが起きたか)
気が付けば母さんと父さんの寝室から人──母さんはキッチンで朝食を作っているので、父さんが出て来るのが判ったので、【日刊予言者新聞】を畳み、いつも父さんが座るところに置いておく。
それと同時に父さんがリビングへのそのそ、と欠伸を噛み殺しながら入ってきた。
「……ふぁ〜あ、おはよう二人とも」
「おはよう、父さん」
「おはよう、アーサー。……もう少しで朝ごはんが出来ますからね、座って待ってて──ロン、悪いんだけど」
「OK、いつも通り皆を起こしてくるよ」
こうして今日もまた一日が始まる。
SIDE END
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
SIDE アニー・リリー・ポッター
「電話は良いねぇ、人類が生み出した文化の極みだよ。……グラハム・ベルやトーマス・エジソンに感謝しなきゃ──いや、ホント」
『……ガチもんの天才だからなその二人は』
「そうだね」
電話の向こうのロンの呟きに短く肯定の意で返して直ぐに
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