第33話(改1.4)<陸攻の突入>
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の反応に私と呉は顔を見合わせた。まだ若い彼は肉眼で深海棲艦を見るのは初めてのようだ。
「し、失礼しました」
さすがの神戸も恥ずかしそうな顔をした。
その間にも陸攻は弓ヶ浜上空で周りから敵に囲まれていた。もはや着陸するのは無理と悟った機体が離脱を試みるのが見えた。
だが、あっという間に四方から敵の攻撃を受け満身創痍となった次の瞬間、機体は激しく炎上し爆発した。
「陸攻、美保空軍基地の滑走路に墜落」
大淀さんが報告する。
「あちゃ!」
呉が呟く。
自爆用の爆薬が満載だから威力は大きい。これでまた、しばらく美保空軍の滑走路は使えなくなる。
「操縦士は脱出した模様」
大淀さんが伝えた。
私は呆れたように言った。
「明らかに自爆前提だな」
「ただ作戦として脱出方法も予め想定しているようです。ですから単なる特攻ではないかと」
神戸が言い訳するように続けた。
でも、あまりにも無謀だ。
「あれは、どう見ても特攻だ」
私は吐き捨てるように言った。
以下魔除け
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