暁 〜小説投稿サイト〜
マイ「艦これ」(みほちん)
第32話(改1.4)<神戸と呉と>
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話

艦娘が特攻するよりは良いが陸攻での特攻は、いい加減にして欲しいな。

そんな私の表情に気付いた彼は話題を変えた。
「そういえば私は艦娘が実戦で戦っている姿は初めて拝見します。なかなか強いですね」

呉も頷いた。
「うちの鎮守府にも戦艦大和と長門が居りますが、なかなか扱いにくうて」

そこまで言った呉は、この部屋に艦娘の祥高さんたちが居ることに改めて気づいた。

「おほん」
制帽に手をやって咳払いで誤魔化した。
彼のその所作は嫌味が無かったので、むしろ可愛らしかった。

事実、祥高さんたちはお互いに顔を見合わせて少し微笑んでいた。この呉の参謀は性格は良さそうだ。

「さて」
私は改めて戦況を確認した。
(やや押されているか)

このままでは、また陸攻に特攻させる羽目になりそうだ。だがそれは避けたい。

「うーむ」
私は腕を組んで思案した。着任したばかりでは右往左往しかないな。

そのとき寛代が呟くように言った。
「もうすぐ大艇が来るよ。いま由良沖」
「来たか本省」

無線封鎖され向こうからの直接連絡は入らない。
(これもまた、じれったいな)

「無事を信じるしかないか」


以下魔除け
Reproduction is prohibited.
禁止私自轉載、加工 天安門事件
Prohibida la reproduccion no autorizada.


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ