課外授業のデイウォーカー
移動中の会話×ツェペシュ側の状態と城到着
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吉音達と箒達も学生なのか延長授業みたいに受けてた。
「ここが船内であろうとも騒ぐ事もなく勉学するとは・・・・本来だと追い出すつもりでいたが」
「ま、正しい知識を入れたイリナだからゼノヴィアも聞いている訳だし」
「そう言えば朱乃。ソーナにも言ったが、蒼い翼とシトリーの両方が出資した学校建設されてるらしいな」
「はい。母様経由で知りましたが、簡単な事はソーナからある程度は」
蒼い翼からの事務連絡に付いては既に知ってた様子だな、流石は社長秘書の朱璃。役員会議でも出席してるし、ウチ関連の情報も仕入れてる様子だけど決してグレモリーには口封じしてる。するとロスヴァイセがこの話題に参戦してきた。
「私も聞きましたよ。蒼い翼冥界支社長さんと会長さんから将来的にその学校の教師にならないか、とダブルオファーを受けました。内容は同じでしたけど」
「俺はその事に関して知らんが、まあ驚かす為に敢えて言わなかったのだろう。ロスヴァイセは引き受けたのか?」
ロスヴァイセは駒王学園の教師やってるし、魔法の使い手でもあり教師のオファーが来ない方が可笑しいだろうな。蒼い翼冥界支社とソーナに目を付けられたのは、別に不思議に思わんよ。ロスヴァイセは引き受けた様子ではなく、まだ考えてる最中で難しい顔をしていた。
「まだ考え中です。断る理由もありませんし、蒼い翼本社の社長兼CEOは目の前におりますから」
「俺の事は気にすんな。今の肩書は蒼い翼ではなくCB総司令官兼黒神眷属『王』だから、社長兼CEOと言うのを抜きにして話して構わん。断る理由が無くともまだまだ考える時間はある」
「そうですね、では私の今の考えを言いますと。駒王学園での教員となって教職に務めてみて、ヒトにモノを教える側が楽しいと思うのも事実です。今度その学校が建ったら、一度見学に行きたいと思います。その為に今回の事件は穏便に済めばいいのですが」
「ならば今回の事件解決後で良いから、学校見学しに行かないか。俺は蒼い翼CEOとして視察しなくてはいかんし、ついでにだが皆も見学にでもどうかな?」
「そうですね。一真さんは社長としての視察ではありますが、今出来る事をしてからゆっくりと見学するのも悪くありませんし」
とまあ、これでこの事件が片付いたら視察兼見学をする事となった。俺は蒼い翼本社社長として向かうからビジネスネームを使うかもしれんし、改めて諸君に名刺を差し出すかもしれん時が来るから作り直しておこうかな。
トレミーは現在カーミラ側とツェペシュ側の境目、再度ゲートを開けてツェペシュ側に入るから時間が掛かるとの事。そういや普通ならこの手の話題に入ると思ったようだが、ベンニーアとルガールと話してた。
「アザゼル達は何を話しているんだ?」
「ちょっとし
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