課外授業のデイウォーカー
移動中の会話×ツェペシュ側の状態と城到着
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かして次元の駒?これがそうなのか。透明だけど虹が見えるような感じだが、これで俺でも行き来出来る駒だと言うのは驚きでもある」
朱乃から受け取ったアザゼルは、しばらく次元の駒を観察しながら身体の中に入ったのを確認した。月中基地本部では早速アザゼルの情報が来たので、本来と今での編集作業をして準隊員となった。
各々座っているが、ゼノヴィアは何やら単語帳を取り出し確認し始めていた。周りを見ると駒王学園の生徒だけあってか、他の者らも各勉学に努めてた。
「・・・・ゼノヴィアは何をしてるんだ?」
「これか?見れば分かるが単語帳で、日本の難しい文字や漢字を覚える為のね」
「学問を疎かにしてないようだが、テストはそんなに悪くなかったと思ったが」
「一真みたいに何時も高得点取ってないし、国語は苦手でも毎回平均点は越えてるよ」
グレモリー眷属って皆テストの点数良かったみたいだし、世俗に疎い戦士ゼノヴィアもペーパーテストなら難なく熟している。イリナに至っては毎回ゼノヴィアより上と聞いてるし、これも俺が毎回勉強会をやってるかもな。
するとやりたい事が出来たから知識を必死に覚えてるそうだが、一体何をやりたいまでは後々分かると思う。世間知らずなだけで充分やってるが、これ以上に何をやるのか見当も付かん。
「ゼノヴィアって学校行事に興味津々みたいだからか、学生と言う立場をもっと堪能したいんだって」
「それなら俺も堪能しているが、それ以上に求めるとなると・・・・今考えても分からんからいいか。後々分かる事だ」
イリナからの情報だったが、学校のイベントを毎度の如く楽しんでるもんな。体育祭も学園祭も全力で取り組んでたし、イリナが色々と日本語を教えながら端末を取り出して解答してた。本来だと独学が多いからだが、ハイブリッドになってからきちんとした日本の知識を教え込んだので大丈夫にしといた。
『昔のイリナなら盛大に四字熟語を間違えてたな。確か「弱肉強食」は弱者でも強者でも平等に焼肉を食べられる権利を持つ・・・・とか』
『うぅぅ・・・・でも一真君のお陰で正しい覚え方をしてるから昔よりも大丈夫になったよ絶対!』
『正しい日本語用テキスト与えておいて正解だったわ。弱肉強食と焼肉定食のパロディを勘違いしてたし』
『危うく自称日本育ちになりそうだったが、日本の正しい知識を得てたお陰は仲間になってからだった気がしてならんよ』
日本に来て一時帰国したが、駒王学園に来て日本語の知識を間違った方向になりそうだった。なので俺の家=人間界本家に住み始めてからは、勉強会と言う事でシーグヴァイラとレイヴェルらと一緒に学んでいた。教師役はどうしよう?と悩んでると軍師の朱里達から相談に乗ってもらい、それぞれ得意科目を学んでいた。ついでに言えば
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