暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
課外授業のデイウォーカー
移動中の会話×ツェペシュ側の状態と城到着
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治安維持部隊と合流する為いない。俺とアザゼルはカタパルトデッキから格納庫まで飛んできて、エルメ達カーミラ側の吸血鬼達はニール達と城へ戻る。敬礼してたが、車に乗り込み戻る様子を上から見ていた。ブリッジではなく皆が居るブリーフィングルームへ案内させると、全員待ってましたとばかりだ。

「それでアザゼル、あっちはどんな状況なんだ?それとラッセ、トレミーをミラージュコロイドとステルスモードに。あちら側の結界内に入るゲートを開け」

『了解した。ツェペシュ側の方に到着したらまた通信を入れる』

「という事でアザゼル」

「ああ。現在こちらは深夜となっている、それも一面吹雪の状態だ。一ちゃん、カーミラ側の城下町を見せてくれないか?」

「了解。ミレイナ『はいです〜』現在地はここだ」

床下映像を見ると極寒地帯と言えるが、外は深夜で日本と同じ季節巡っるルーマニアの方が寒い。吸血鬼側の領地は人里離れた山奥であり、先程エルメ達はあの寒さでも白い息一つ吐かない。純血吸血鬼だからと言えるし、俺もアザゼルも白い息を吐いてないから鍛錬の賜物だ。

寒さと無縁なハーフだと感じるそうだが、感嘆の息を漏らすアーシアの視線に映された城下町は、中央に城を囲むように建物が並んで周囲に雪山ばかり。

「山奥に立派な城下町があると言うのは、中世ではなく近代的な建物ばかりと言える。ゼノヴィアは雪景色の城下町を見てどう思う?」

「まさか本物を見れるとは思わなかったが、この風景は教会が長年探し求めていた吸血鬼の本拠地。教会の戦士だった頃は、尻尾すら掴めなかったのにまさか悪魔になってここへ来られるとは。それとこんなにデカい戦艦なのに、城下町に住む者達は空を見上げないんだな」

「現在トレミーはカーミラ側領土からツェペシュ側領土へ向かってるが、結界が張ってあってもゲートを潜れば次外へ見ると結界内だしな。普通のカメラで見ている訳じゃないが、特殊なカメラで見ている訳だし当然俺らの船が見えないようにしてる。戦艦はステルスモードだから、普通の人間から異界の者でも外から見えないようにしてる」

「ま、それだけ当時と各勢力の関係図が変貌してるんだろ。本来召喚される建物があそこで、領地の端っこにある監視用塔。外敵からの侵入を察知する為の塔、まあ俺達には関係ない話だが」

ヴァーリの言う通り俺らには関係ない話になるし、ルガールの正体を知ってるのは俺らだけだが吸血鬼達が見ると反応が驚愕と見る。嫌悪と畏怖の表情してたし、今後の戦いにおいて発揮してくれるなら助かる。不法入国するつもりもないし、あちら側の吸血鬼達が俺らを待っているらしい。アザゼルから状況を聞く。

「なるほど、ツェペシュのトップがヴァレリーとはな」

「クーデターが起きたと同時にトップを入れ替えた訳か。救援対
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