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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第555話】
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ら、ラウラ」
「……あ、ありがとうヒルト。 ……大事にするから、な?」
嬉しそうにギュッと袋を抱くラウラに、俺は上手く取れて良かったと思った。
――と、入り口付近に聞き慣れた声が聞こえてきた。
「シャル、ゲーセンに来たかったの?」
真っ先に視界に入ったのは美冬だった、後ろ姿だがIS学園制服故目立っていた。
「うん。 こういったところって僕入った事無いから。 だから興味があったんだよ」
次に見えたのはシャルだ、美冬との会話に夢中らしい。
「私も初めて入るよ! 凄いなぁ……楽しそう!」
瞳をキラキラさせていたのは美春だ、キョロキョロと辺りを見渡し、何にでも興味津々といった感じだ。
「ふむ。 少し煩いが……故に活気があるのだろうな。 ……しかし、様々な種類があるのだな」
エレンの口調は淡々としつつも、何処か表情が楽しげに見えた。
四人は夢中になっているため此方に気付いていなかった。
――と、突如ラウラに引っ張られてボックス型のゲーム機――通称プリクラ内へと連れ込まれた。
「ど、どうしたラウラ? 急に引っ張ったりして」
「じ、邪魔されたくないのだ。 ……可能なら、二人きりで……」
そう告げるラウラ、軽く外を見るとシャル達はクレーンゲームをやっていた。
「そうだな。 てか折角だし、此をやるか?」
ラウラに言うや、当の本人は目をぱちくりさせて俺に訊いてきた。
「ヒルト、これはなんだ?」
「写真が撮れるんだよ。 そんでそれがシールになって出てくるんだよ。 昔から女の子には人気のやつだな」
「な、成る程……」
理解したのかしてないのか、とりあえず画面を覗き込むラウラに俺は――。
「やってみるか?」
「え? ――だ、だが私は今すっぴん――」
「すっぴん? 元が可愛いから大丈夫だって」
「か、かわっ!?」
一気に顔が真っ赤に染まるラウラ、その隙に俺は硬貨を投入した。
「んじゃ、先ずはフレーム選ぼうか?」
「わ、ど、どうすればいいんだヒルト! そ、それに急にか、かわ、可愛い等と――」
「ん? 可愛いから可愛いんだよ。 ……ラウラ、黒ウサギのフレームあるぞ?」
「う、ぅぅ。 ……そ、それで構わなぃ……」
今にも湯気が出そうなラウラを他所に、フレームを選ぶと今度はタッチペンで文字が書ける状態に切り替わった。
「ほら、ラウラ。 好きな言葉を書いて良いぞ?」
タッチペンを手渡すと、恐る恐る画面をなぞる様にペンを滑らせたラウラ。
あくまでも試し書きだろう、直ぐ様消すとラウ
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