ターン69 封印の神と『D』
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とは似ても似つかぬ潜水服を来た人型のモンスターだった。
「ディープ・ダイバーを攻撃表示で召喚」
ディープ・ダイバー 攻1000
「雲魔物じゃない……?」
「ああ、そういえばまだ誰にも見せていなかったね。これまで使っていたデッキは、こっちさ」
その言葉を受け、アモンが腰につけた別のデッキケースを取り出す。そして次の瞬間、そのデッキをいきなり投げ捨てた。地面に落ちたはずみで留め金が外れ、40枚のカードが僕らの足元に散らばる。
「な、何を……!?」
「もう、このデッキは必要ないのさ。この神の封印さえ解ければ、それを従える僕こそが最強の存在となるからな。さあエド、改めてデュエルを続けようか。僕は永続魔法、強者の苦痛を発動。これにより君の全てのモンスターは、そのレベル1つにつき100ポイントの攻撃力を失う」
「くっ……」
ドリルガイとダイヤモンドガイは、そのどちらもレベル4。ただでさえステータスが低いエドのモンスターには、わずか400ポイントの弱体化でさえ大きく響いてしまう。
D−HERO ドリルガイ 攻1600→1200
D−HERO ダイヤモンドガイ 攻1400→1000
「もう1枚永続魔法、補給部隊を発動。バトルだ。ダイヤモンドガイに攻撃!」
「相打ち狙いか……迎え撃て、ダイヤモンドガイ!」
ディープ・ダイバー 攻1000(破壊)→D−HERO ダイヤモンドガイ 攻1000(破壊)
2体のモンスターの攻撃力が同じだったため、戦闘ダメージは発生しない。だが補給部隊は互いのターンに1度ずつコントローラーの場でモンスターが破壊されるたびにカードをドローできる敵に回すと厄介なカード、これではダイヤモンドガイを失っただけエドの方がやや損か。だが両者のモンスターが戦闘破壊された時、洞窟の壁にDのシグナルがくっきりと浮かび上がったのはエドのフィールドからだった。
「僕は今の戦闘破壊をトリガーにトラップカード、デステニー・シグナルを発動!これにより手札、またはデッキからレベル4以下のディーヒーローを特殊召喚できる。カモン、ディバインガイ!」
D−HERO ディバインガイ 攻1600→1200
十代の多用するトラップ、ヒーロー・シグナルのディーヒーロー版により特殊召喚されたのは、背中に巨大な輪を背負った新たなヒーロー。
これでダイヤモンドガイが破壊されたにもかかわらず、エドのモンスターの数自体はいまだ変わらず2体のままとなった……だがその状況を見ても、アモンは不気味なほどに反応を示さない。
「もういいかな、エド?ならばこちらも場のディープ・ダイバーが破壊されたことで補給部隊の効果によりカードを1枚引き……さらにこのバトルフェイズ終了時、ディープ・ダイバーの効果を墓地
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