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勇者指令ダグオンA's 風の詩
第一話 風の勇者現る
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で避難するのだった。






「・・・ここは?」

楓が鳥型のロボットに連れられ異空間を漂っていた。

「・・・なに・・・まさか!!」

この状況・・・楓は先祖の出来事を思い出した。

楓の予想通り目の前に巨人が現れた。

『・・・一足違いだった・・・』

「あなたは?」

『ブレイブ星人』

「ブレイブ星人・・・あなた!」

『知っての通り・・・宇宙警察機構の刑事だ・・・南力の子孫だな』

「え?」

楓が南力の子孫であることを目の前の巨人は知っている。

『・・・君を・・・ダグオンに任命する』

「え!?」

いきなりの事に楓は驚いている。

「私が・・・ダグオンに?」

『・・・そうだ・・・南力の血を引く君なら・・・』

「・・・私なんか・・・弟なら・・・」

『?』

「弟に・・・南力の子孫なら!!弟に!!」

『・・・君じゃなければダメだ・・・』

「え?」

ブレイブ星人の言葉に楓は驚く。

『・・・君のガードロボットだ』

自分達を助けた鳥、豹、ピューマ型のロボットが空間を転移し楓の元に集った。ロボットは小さな光になると楓の元に集った。楓の手の中に3枚のカードが収められた。

「・・・私は・・う!!」

楓の言葉を待たずブレイブ星人から光が発せられ楓の左腕にダグコマンダーが装着された。

「ダグコマンダー・・・何故?」

『・・・君なら出来る』

ブレイブ星人はそう言うと楓を元の世界に返した。

「うああああああああああああ!!」

楓は元の世界に戻ると空に出た。宇宙人に向かって真っ逆さまに落ちるその時・・・

「トライダグオン!!」

楓がダグコマンダーを起動させると楓の身体に翡翠色のダグテクターが構築されフルフェイスのマスクで覆われる。

「ストーム!!カエデ!!!」

ダグテクターを装着した楓はそのまま着地した。

凄まじい風が風太郎、玄を包み込んだ。

「・・・風?」

風太郎は吹き荒れる風の先にダグテクターを装着した楓の姿を見た。

「誰?」

「・・・・・・・」

風太郎の言葉に楓は答えない。

『ジヤアアアアアアアアアアアアアアア!!』

宇宙人の攻撃が楓に襲い掛かると楓はその攻撃を受け止めた。

「うおおおおおおおおおおお!!とああああああああ!!!」

楓に投げ飛ばされる宇宙人。

「凄い・・・これが・・・ダグオン?」

ダグテクターの力に楓は驚いている。だが宇宙人は楓に攻撃を仕掛ける。

「く!!」

楓は腰に装着されている銃を抜き宇宙人に向かって構えた。

「ストームシューター!!」

ストームシューター
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