番外編:殺人鬼の昔話1 中
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ドカは暫し沈黙すると、ラシャの手を取った。
「決まりでいいのかな?」
「ああ、よろしく頼む。ラグザ」
「それは偽名だ。ラシャと呼べ」
「了解だ、ラシャ」
「まずは引っ越しを行う、少々長居しすぎたからな。その後お前の傷の完治を迎えて、改めて鍛えるつもりだ。早く強くなりたければよく食って寝て力を蓄えるんだな」
こうして、殺人鬼と孤独な少女という手垢のつきまくったコンビがヨーロッパの片隅で静かに産声を上げた。
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