番外編
《Q、狩りごっこだね?A、いいえ、ガチです。》前半
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って重いんだよ!てめぇらの吹いたら飛んでくレベルの軽い命を有意義に使ってやれる機会を与えてやってんだろ!?有難く頂戴しやがれ!」
「こちとら“難の有る人生”じゃないで“難の無い人生”求めてるんで頂戴いたしませぇん!!」
売り言葉に買い言葉。長老と三人は立ち上がりお互いの顔に唾を飛ばしながら口論を繰り広げる。口論というより口撃かもしれないが。
そのとき、どうしたらいいかわからずあたふたしている姉二人の後ろから滅多に口を開かない三女のルーが大きく空気を吸い、そして口を開いた。
「ごちゃごちゃうるっせぇんだよア゛ァン!!??てめぇェら揃いもそろって玉無しかァ!!!??役の押し付け合いするくれぇなら両方ともいきゃぁ良いだろうがぁ!!!いい加減にしやがらねぇと俺がてめぇらまとめて始末するぞゴルァアア!!!!!!!!!!」
.....普段おとなしい人が切れるとメッチャ怖いの法則.....全員が呆気にとられ大口をあけ言いきったルーを見つめる。そしてルーはいつものもじもじとした様子に戻ると最後の一言を付け加えた。
「....です....にゃ。」
先ほどの、大の大人4人を黙らせる啖呵と最後の『何この生き物かわいい』のギャップを食らった四人はそろって一つの言葉を言うしかなかった。
「「「「分かりましたぁあ!!」」」」
こうして、彼らのキリン討伐が始まるのだった。
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