番外編その3〜戦国†恋姫の主要人物達の救済〜
滅ぶ外史からの脱出×一刀がいる外史へ帰還
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「君は確か松平の殿さんか。歴史通りなら徳川幕府になるが、我ら母艦は元々新田が居た外史に向かっている。救助前に、お前らを連れてくると言ってあるから。今頃受け入れ準備でもしてるんだろう」
新田が元々いた世界については、後々知るとして今はお前らの休息だと言って俺は部屋を後にした。一応だから鍵を掛けて医務室へ行くが、丁度エーリカが目覚めたと言うより再起動したと言った感じかな。医務室には朱里と雛里が居て、他の者らは交代制とか。
「容体はどうだ?」
「今の所大丈夫です。魂はルイス・エーリカ・フロイスになっているので、恐らくもう大丈夫でしょう」
「明智光秀という鎖と魂が一卵性みたいになっていたからな。気分はどうだ?エーリカ」
「はい。気分は大丈夫ですし、私が明智光秀だった頃の記憶がないくらいです」
「あれは外史の役目だ。それにあの外史を創造したのは俺でもないし。あの外史は正史みたいなもんだ」
「もう点滴も終わりましたし、立ち上がっても大丈夫です」
「そうか。なら俺がさっき新田達が居た所まで連れて行こう。これから一緒に住むんだし」
点滴を終えて医療服から普段着に着替え終えるエーリカ。着替え終わるまで外に居たが、エーリカを新田達が居る部屋まで案内させて朱里と雛里の仕事は終了と告げる。俺が扉を開けると敵だったエーリカだったのか、武器を持とうにも無い事に気付く。
「お前らは阿呆か。武器はさっき没収したんだし、今のエーリカは先程まで敵視してたエーリカではない。明智光秀という魂を亡き者にし、ルイス・エーリカ・フロイスとして生きていく事になったんだから今の内に和解しとけ」
「先程まで敵視してましたが、私の記憶では明智光秀としての役目も消えております。どうかお許し願いたいと共に、これから一緒に住むと言う事ですのでよろしくお願い致します」
エーリカの謝罪からだったが、久遠の許すと言い渡された。まるで悪霊が去ったのような笑みだし、憑き物が落ちたとも言うな。で、俺はブリッジに行きワープ中だとして奏や優斗達は拠点へ帰還したようだ。ここには五チームと保護対象のみ。
「まだワープ中なのか?」
「はい。意外と時間がかかるようですが、そちらはどうでした?」
「大丈夫だ。和解もさせたし、あとは一刀次第だな」
艦長席に座りながらワープを終えて屋敷を見ると、先程よりも屋敷が大きくなってた気がしてならない。恐らく蒼い翼による突貫工事でもやったのだろうし、見た目城になった屋敷前に着陸。
新田達を格納庫に来させて、武器返却させて全員VTOL機に載せる。操縦者は俺で空を飛ぶ感覚を思い出す新田と落ち着かない嫁達。新田が外史へ旅立つ前よりも大豪邸となったが、この人数なら余裕で暮らせるだろうと思いながらインター
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