暁～小説投稿ｻｲﾄ～:カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション turn:41 影の騎士団

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カードファイト!!ヴァンガードG ネクステージジェネレーション

turn:41 影の騎士団
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ールトリガー
「ダメージ回復、更にブラスター・ジャベリンにパワー+5000」
パワーアップしたことでリアガードのナニは攻撃が通らなくなってしまった
「くっ、ターン終了だ」
「それじゃあ次は………僕の番ですね」
タイガがターン終了を宣言した途端ジンの顔つきが変わった
突然の変化に、そして彼の気迫に驚くタイガ

「本気になったわね」
その様子を見ていたミライがそう言ってジンの方を見た
「普段はどこか気の抜けた人なのに、ヴァンガードファイトで本気になるとまるで別人のようになる………そして何より」
去年のファイトを思い浮かべるミライ
彼女のイメージの中ではクロノジェット・ドラゴンがブラスター・ダークに向かっていく姿が
そしてそのあとに待っていた恐ろしいユニットとの対面が
「強い」
真剣な目で両者のファイトを見守るミライ
「去年はなんとか私が勝ったけど………次同じ結果になるかどうかはわからない」
ミライの視線の先にはジンの変化に驚きながらも必死に身構えるタイガの姿
「あなたに彼が倒せるかしら」

「すべてを闇に覆いつくす、我が分身！ライド！ブラスター・ダーク」
黒い兵装を纏い剣を持った騎士
「コール、2体の虚空の騎士マスカレード、そして真黒の賢者カロン」
不気味な甲冑に身を包んだ騎士が2体、そのうち1体の後ろに黒衣を纏った少年のようなユニット
「マスカレードでアタック、スキル発動、ブラスターのヴァンガードがいるのでパワー+3000」
手に持った巨大な剣をマスカレードが降り上げる
「インターセプト！」
ナニがそれを阻んだ
マスカレードがその場から退くとすぐ後ろにブラスター・ダークが控えていた
「アタック」
「ガード！」
剣を振り上げるブラスター・ダークをギアタビーが威嚇する
「ドライブチェック」
不気味に笑うブラスター・ダークと重なるジンの表情
【虚空の騎士マスカレード】トリガーなし
「続け、虚空の騎士マスカレード」
カロンのブーストを受けたマスカレードがナニに向けて剣を振り上げる
そのパワーは19000、今のタイガがこの攻撃をガードするには一気に15000のシールドを使わなければならない
だからこそ前の2つの攻撃をガードした、速攻を仕掛けてきたジンの攻撃を最小限で抑えるために
「ダメージチェック」
【スチームスカラーエメルアンナ】トリガーなし

「何とか1ダメージで抑えたな」
試合を見守っていたハジメが画面を操作しながらつぶやく
「タイガは増えた手札を生かして速攻を仕掛けた、対する向こうも同じように速攻を仕掛けてきた、ギアクロニクルは速攻を相手にするのは苦手、でも今のタイガなら」
速攻を仕掛けた直後で消耗しつつもダメージを抑えた
対処はうまくいっている

「ライド

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