第21話(改2.0)<白い傷>
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ほど、やはり」
彼はしきりに頷く。
「うちの加賀から貴殿の噂を聞くんですよ」
別の参謀も感心する。
「艦娘に褒められるとは、スゴイですね」
「いや」
私は苦笑した。
すると別の参謀。
「うちの比叡も自沈を免れたって美保殿のことを、よく言ってますよ」
「恐縮です」
このとき悟った。艦娘の横の繋がりも意外に広い。
「ウンウン」
また頷いている彼女。
いつの間にか私に『艦娘指揮官』というあだ名が付いた。私自身、特に意識してなかったが。
「気が付けば美保鎮守府の司令官だよ」
「ですねぇ」
青葉さんも微笑んだ。
「しかし鎮守府の司令官とはいえ地方は不便だ。私は『降格人事(左遷)か?』と疑っている」
「はぁ」
彼女は苦笑した。
正直言うと艦娘の指揮からは逃げたいが軍人である以上は仕方が無い。
窓からは湾の海風が優しく吹き込んでいた。いつの間に日が高くなり美保湾はキラキラと輝きだしていた。
以下魔除け
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