第12話
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ベルフェゴールはレンに気づくと不思議そうな表情でリィンに確認した。
「ああ、ありがたい事にレン皇女殿下も加勢してくださるとの事だ。」
「よろしくね、ベルフェゴールお姉さん♪」
リィンの答えに続くようにレンは笑顔でベルフェゴールに声をかけた。
「――――わかったわ。格納庫では既に脱出艇の準備をしていたから、転移したらすぐに戦闘を始められるようにしておいたほうがいいわよ。」
「わかった。すぐに頼む、ベルフェゴール。」
「了解。」
「みんな、いつでも戦闘が始められるようにだけしておいてくれ!」
「「「はいっ!」」」
「は〜い♪」
そしてリィン達はベルフェゴールの転移魔術でその場から消えて脱出用の飛行艇が停泊している格納庫に現れた!
〜格納庫〜
「一刻も早くルーファス様と殿下をお逃がしする為に脱出艇の準備を急げ!」
「くそっ、メンフィルと戦争になったなんて聞いていないぞ!?宣戦布告もせずに戦争を仕掛けてくるとか、あいつらには誇りはないのかよ!?」
「無駄口を叩いている暇があったら、手を動かせ!」
リィン達が転移する少し前貴族連合軍の兵士達は脱出艇の準備の為に忙しく動き回っていた。そしてそこにリィン達がベルフェゴールの転移魔術によって現れ
「え――――」
「な――――」
「二の型―――疾風!!」
「そこっ!」
「刃よ、伸びよッ!」
「スパイラルピアス!!」
「うふふ、死んじゃえ♪」
自分達の登場によって呆けている貴族連合軍の兵士達の隙を逃さないかのようにリィン達はまさに電光石火のような早さで兵士達を瞬殺した!
「何事だ!?」
「なっ!?お、お前達は何者だ!?」
「ま、まさかメンフィル軍か……!?」
「クッ……もうここまで来たのか……!?」
するとその時騒ぎを聞きつけた脱出用の飛行艇の中で準備をしていた貴族連合軍の兵士達が次々と飛行艇から現れ
「―――まずは脱出艇の乗組員達を殲滅。その後こちらに向かっていると思われるルーファス・アルバレア達をこの場で待ち構えて討ち取るぞ!」
「「「はいっ!!」」」
「は〜い♪」
「了解♪」
リィンの号令に力強く答えたエリゼ達はリィンと共に貴族連合軍の兵士達の殲滅を開始した!そしてリィン達が殲滅を終えて数分すると、エレボニアの帝位継承者の一人にしてオリヴァルト皇子の腹違いのエレボニア皇女――――アルフィン・ライゼ・アルノール皇女と、アルフィン皇女を護衛している少数の兵士達と”帝国解放戦線”の幹部――――ヴァルカンとスカーレット、そして結社”身喰らう蛇”の最高幹部の一人である第七柱”鋼の聖女”直属の戦乙女の部隊―――
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