第12話
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っての凶報を伝えた。
「何……っ!?」
「ほう……?クク、まさかお前とそのガラクタでオレ達を殺せると思っているのか?」
レンの言葉にブルブランが驚いている中マクバーンは好戦的な笑みを浮かべてレンに問いかけた。
「や〜ね、”怪盗紳士”はともかくあのシルフィアお姉さんと互角に渡り合った”鋼の聖女”と並ぶ可能性がある貴方相手にレンとパテル=マテルじゃ勝ち目がある訳ないんだから、レンが貴方達の相手をする訳ないじゃない♪貴方達の相手は”貴方達を確実に殺せるメンバー”が相手よ。」
マクバーンの問いかけに対して笑顔で答えたレンが子供が浮かべる無邪気な笑顔から残虐な笑顔へと変えて答えると、タイミング良くペテレーネとエヴリーヌの転移魔術によってリウイ達が甲板に現れた!
「!!ハハハハハッ!まさかこの船にて貴女と再び邂逅する事になるとは!我が麗しの”姫君の中の姫君”!そしてもう一人の我が好敵手よ!」
リウイ達の登場にブルブランは驚いた後高々と笑ってプリネ達を見つめ
「やれやれ……そういう所も全く変わっていなかったようだな。だが……それも今日で”最後”だ。カリンを狙い続けている以上、一切の容赦はしない。」
「―――”リベルアーク”で止めを刺さず、むざむざと撤退を許した結果罪無きエレボニアの民達を傷つける事になってしまった私の責任………今、ここで果たさせて頂きます!」
「貴方の命運も今日で終わりです。―――”怪盗紳士”ブルブラン!貴方はここで仕留めます!」
「我と”美”を巡った好敵手よ。せめてもの手向けとして我自らの手でお前を”冥き途”へ送ってやろう!」
「クフッ♪そう言えばお前はエステル達が言っていたエヴリーヌの可愛い妹のプリネを手に入れようとしていたえ〜と……ああ、思い出した。”変態仮面”だったね……ちょうどいい機会だから、2度とプリネを狙えないように塵も残さず駆除してあげる♪」
対するレーヴェは呆れた表情をした後目を細めて剣をブルブランに突き付け、プリネとツーヤ、プリネ達と共にいる一角の魔神―――ソロモン72柱の一柱である魔神アムドシアスは決意の表情でそれぞれの武器を構え、エヴリーヌは凶悪な笑みを浮かべて自身の得物である弓を構えた。
「クク……まさかこんな形でレーヴェの阿呆どころかアンタと会えるとはな。”英雄王”―――リウイ・マーシルン。」
「結社”身喰らう蛇”の執行者No.T―――”劫炎のマクバーン”。お前のような雑魚如きがあのシルフィアと互角に戦った”鋼の聖女”と同格とはとても思えんが……俺達の理想を阻むのならば、容赦は一切しない。」
「覚悟するがいい、愚かな結社の”執行者”よ。貴様が例えどのような弱者であろうと、我等メンフィル帝国に刃を向
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