第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
interlude2:託される手〜A way to go〜
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きないからないね。わかったお願いするよマスター!!」
「ではさっそく作業に取り掛からせてもらう。それとテュール。お前用の義手を作るから後でお前の体のデータを取りたい。十分後、ここになるべく身体測定しやすい格好で来てくれ」
「し、身体測定……。う、うん。わかったマスター///」
なぜかテュールの反応が少しおかしかったな。なぜだろうか?
「シンよ。おぬしさらっと衝撃発言をするのう」
『ご主人。大胆だね〜』
「??」
なぜか二人に暖かい雰囲気でつっこまれる。
そして俺はWolf Wood Punisherを分解する為、工房に向かった。
―○●●●●○―
「ここの部品がこうなって、そして組み合わせが少し複雑だからここを持ち上げて……。よし全部外れた」
現在工房でWolf Wood Punisherを分解し終えた。
ここにある工具やスキャナーが優秀でどこに何があるのかがわかりやすく2〜3分程度でできた。
しかし分解してみるとこの武器を作った開発者がどんな頭をしているかを見てみたいな。
俺の能力に合わせて完全調整された機構。そして消耗品が一切使用されていないパーツの数々。すべて新品同様の輝きを放っている。
正直俺はそこまで武器の開発にはあまり得意な分野ではないが一目見ただけでこれを設計し作り上げた存在がいかにすごいかがわかる。
だが明らかにこの武器とは関連性がない銃器のパーツ、そして不思議なメモリーカードが複数隠されるようについていた。
気になるが今はテュールの生活用の技手を作るのが優先だから後回しでいいか。
「マスター。きたよ…」
「ああ、俺もちょうど分解作業終わった……。え?」
俺はテュールの格好に絶句していた。
なぜなら下着姿だからだ。
「いや別に下着にならなくても別にいいんだぞ?お前の普段着以外は」
「私あの服しか無いからこうなるしかないの」
「そ、そうか。まあそこにいすがあるから座ってくれ」
「うん。マスター」
「さて、でははじめるぞ」
こうして俺はまずテュールの腕の重量を測った。これをしないと左右のバランスが崩れテュールの将来的に障害が残る危険性があるためだ。
「ん…はひっ!!」
そして体の体系や心音そして義手と生身を検査していくが驚くべきことがわかった。
実際は腕だけ機械化されているのではなく脊髄および心臓も機械化されていた。しかも体の傷を見る具合だと相当無茶な手術をしている。
と、考えているが、俺がテュールに触るたびになぜか妖艶な吐息がテュールから発せられる手いるためなんとなく集中できない。
そう考えながら検査を進めていった。
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