第27話 聖処女のマスターは中二病
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本来であれば聖杯事態に召喚されて、マスター無しでの永続的な単独行動が可能となるのです。ですがこの聖杯戦争には余程の異常でもあるのでしょう。私はこうして今回1人の魔術師に召喚されましたが、マスターの言葉で確信しました」
「詰まる所その異常に“組織”が絡んでるって奴だな?」
「はい」
正直とんでもない事になっている。
与一の言う組織は、彼の中二病による妄想内の空想であるにも拘らず、真面目なジャンヌは疑いもせずに確信してしまったのだから。
しかし2人の会話と言う暴走は止まらない。
「なら協力してくれ、ジャンヌ。俺はアイツを――――親父も御袋もそれ以外を守るために何としても組織を潰したい」
「寧ろお願いするのは此方の方です。マスター。貴方に我が剣をお預けします。異常を正す為、私と言う剣を存分に振るってください」
「ああ、頼りにしてる」
こうして2人は互いの信念のために組織を潰す為に動くと、契約を結んだ。
だが与一の言う組織など、何度も繰り返すが何所にもないと言うのに。
−Interlude−
ほぼ同時刻。
与一の指摘したモノとは異なる組織、マスターピース
マスターピースの本部には、何所を見渡そうと玉座も謁見の間を存在しない。
しかし本部から全く出なくなったトワイスは今、存在する筈のない謁見の間にて玉座に向けて首を垂れていた。
「此度は拝謁の栄を承りまして、まことに恐縮次第でございます。陛下」
「よい。貴様の働きは実に見事よ。その労に報いただけだが――――今宵は余に頼みがあると?」
玉座に腰かける存在は、いかにも実に全く以て、王以外の何物でもない存在感を露わにしていた。
「陛下に相談など全く持って畏れ多い事とは自覚しておりますが、如何か何卒――――いえ、一時でも聞いてもらう事は叶いますでしょうか?」
「許す。申せ」
「ありがとうございます。――――実は新たに召喚したい英霊が居るのですが・・・・・・お力を貸していただけないでしょうか?」
「つまり召喚の許しと魔力を賜りたいと?余では無く、グランドマスターに許しを請えばよいではないか」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
トワイスは王の言葉に押し黙る。
その態度に王は一瞬で訝しむ顔から笑みに変えた。
「すまぬ。許せ。少々揶揄った。何せ“友”に相談すれば、要らぬ貸しを作る事になろうからな。貴様としては避けたい事態であろう」
「我が愚考、察していただき誠に感謝の念耐えません。――――もしや、その為に私目をお試しに慣れれたのでしょうか?」
「感が良すぎるのも考え物だぞ、ピースマン。だが確かにそうだ。先の貴様の押し黙った顔は、中々どうして楽しめた。故に許しと魔力
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