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魔法少女リリカルなのはVivid ーオーブ列伝ー
第7話 貴方は優しい人
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「ヴィヴィオさんその人は?」

ミウラはガイをじっと見た。

「あっ!この人はクレナイ・ガイさんと言って旅人さんなんです」

ヴィヴィオはミウラにガイを紹介した。

「クレナイ・ガイだ!よろしくな」

ガイは片手を差し出した。

「ミウラ・リナルディって言います!」

ミウラはそう自己紹介をした。

「ミウラ!早く稽古始めるぞ!」

小さな体の赤髪の少女がミウラにそう言った。

「あっ、はい!今からいきます!」

ミウラはそう言って走り出した。

ガイはバレルに向かって歩き出した。

「あんた何を見てんだ?」

ガイはバレルに聞いた。

「俺は、何か大事な事を忘れてしまった。それが何か思い出せないんだ」

バレルは片手を強く握りコンビナートを見ていた。

「あんたは思い出せるかもな」

そう言ってガイはオーブニカを吹きながら歩き出した。


ーー夜ーー


夜のコンビナートで一人の黒い服の男が片手にカードを持っていた。

「楽しいな、この星を破壊できる力を使えるとは」

男はバレルと同じ姿でコンビナートを歩いていた。

「そこの貴方!」

後ろから照明の灯りが黒い服の男を照らした。

「おやおや、流石は管理局の元魔道師見つけるのが早いですね」

男はそう言って片手にカードを持ちながら言った。

「大人しくこっちらに来れば命は奪いません!」

スバルはそう言った。

「ふっふっふ、ハッハッハッハッハッ!貴様等に俺は捕まらないぞ!」

男はそう言ってカードを地面に突き刺した。

「蘇れ!ウラン怪獣ガボラ!」

そう男が叫んだ瞬間地面が揺れ地中から40mぐらいの怪獣が出現した。

「怪獣出現!」

スバルはそう言った。

「ガボラ!そこのミッドの防衛軍を殺せ!」

そう男はガボラに命令した。

アーモンドの様な形をした殻に頭を隠してガボラはスバルに攻撃を仕掛けた。

「っく!ディバインバスター!!」

スバルは攻撃を避けながら必殺技ディバインバスターでガボラに攻撃を仕掛けた。

ガキィン!

しかしガボラの頭の甲羅には全く攻撃は効いていなかった。

「貴方と戦うのはまたの機会にしましょう」

そう言って男は姿を消した。


ーー次の日ーー


ガボラが破壊したコンビナートの建物の近くには野次馬が大量に来ていた。

「それよりスバル隊員のみた男なんですが」

防衛軍のチームのルーキーミライ・ヒビノはミッドの防犯カメラの映像で似た人物を発見した。

「この人記憶喪失みたいですよ」

ミライはそうスバルに言った。

「うそっー!」

スバルはそう叫んだ。


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