第二章 Lost Heros
その時世界で起こっていたこと
[3/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
なければならない。
その経過が、一斉にのしかかるのだ。
「経過が・・・のしかかる?」
「この世界は確か28の世界が融合したもの・・・一体それの何がのしかかるのかは・・・わかりませんがねぇ・・・・・」
何が来るのかはわからない。
しかし、それが世界の何かならば「28」という数字は脅威だ。
「一体・・・何がですか?」
「わかりません・・・わかりませんが・・・・・あ」
と、そこでチャーハンに刺さっていた旗が倒れ、頬に手の甲を当てておどけた後、ステッキを持ってオーナーが立ち上がった。
「わかるであろう人物は・・・管理者のアリスさんだけでしょうねぇ・・・・わっかるっかなぁ〜・・・・」
と、最後に少しだけスキップしながら、食堂車から出ていくオーナー。
その話を聞いて、良太郎は頭を振った。
わからない・・・・
自分たちは・・・守られたとでも言うのか?
------------------------------------------------------------
オーナーの話は、ほかのメンバーも聞いていた。
そうして、本部にいた一刀は再会を喜ぶ桃香や愛紗たちを振りきって、ある一室に足を運びいれた。
「アリスさん・・・・」
「・・・・戻り・・・ましたか」
「あなたは・・・全てを知っていたんですか?」
「・・・・・・・」
椅子に座り、奥の壁の全面がカラスになってる部屋で、アリスが椅子に座って外を見ながら、振り返らずに聞き、そして黙った。
「教えてください・・・一体何があったんですか!?」
「一刀、舜の部屋には誰も・・・・あ・・・・」
と、そこに理樹も入ってくる。
部屋の中には三人のみだ。ほかのメンバーは部屋の外で話を聞いている。
「・・・・・・・」
「黙ってないでください・・・教えてください」
「・・・・・・・・あなた達がいると言う事は・・・・舜はやり遂げたようですね・・・・・」
「そのまま・・・なにも言わない気なの?そんな事で舜が・・・・・」
「話せるのならば話します。しかし、彼はすべてを背負うと言った。私は管理者ですが、もはやこの世界の一員なんです。彼の意志を・・・」
「だったら!!舜の意志をしっかりを僕らに伝えるべきだ!!」
「そうだな・・・・もしそれであいつがあなたに突っかかるなら、オレらがかばってやる。だから・・・」
「しかし・・・・」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ