この素晴らしい錬金術で祝福を!
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きますか?」
「出来なくはないが、かなり面倒だぞ。とりあえず、今持ってるその杖では無理だな。もう1ランク上の杖をベースにする必要がある。それから、増幅したい魔法の属性の力を持った物品、質によって増幅率が変わる。最後に純度の高い宝石、出来るだけ不純物の少なくて大きい物がいいな。全部こっちに任せるなら増幅率は30%〜50%、魔力の消費率が30%減、属性にもよるが値段は200万エリスはいるな。所で、どの魔法?」
「爆裂魔法です」
「……ワンモア」
「ば・く・れ・つ、魔法です」
「冒険者カードを出せ」
冒険者カードを確認すると巫山戯たスキル構成をしてやがった。
「バカに付ける薬はないな」
「なっ、バカとはなんですか!!」
「爆裂魔法を1発打って倒れてるんだろう。馬鹿と言わずになんという。他人に迷惑をかけるだけだ。それにこのスキル構成からすれば、見た目に囚われてるんだろう」
「ふん、真の爆裂をしらないからそんなことを言えるんですよ」
「ふん、超一流の錬金術師は真理に最も近い者、世界一の錬金術師の恐ろしさを教えてやろう」
「ぬぅ、我が名はめぐみん、爆裂魔法を使いこなす者。やがて世界を滅ぼす者」
「笑止、我が名はユキエライト・ヴァージリオン、あらゆる錬金術を使いこなし真理に触れた者。とか言ってるけどジョブはバトルセイジ。すでに世界は思うがままよ」
実際、時間操作系とか空間操作系のアイテムを錬金できるようになったからな。あとは、材料がアレな賢者の石とか不老不死の薬とかだな。若返りの薬は割と早い段階で開発している。妹弟子に弟子が出来た辺りだな。そう言えば、同年代だと勘違いしてたっけ。
ちなみにバトルセイジは例外に分類するスキル以外の全てを低スキルポイントで習得できる冒険者の次に器用貧乏なジョブだ。まあ、火力は錬金術でどうとでもなるし、回復も錬金術でどうとでもなるし、補助も錬金術で、あれ?錬金術だけで良いじゃないか!?
それはともかくめぐみんと共に店を出て鍵を閉める。それからポーチから自転車を取り出す。ゲームのレシピはシステム上の関係でレシピ通りの物しか作れないが、一流になればそれが解禁されるのか作りたいと思った物のレシピを閃くようになる。その結果がこいつだ。
「なんですか、それは?」
「自転車だ。ほれ、後ろの荷台に座れ」
本当はバイクもあるんだけど、多少の運動も兼ねて自転車に二人乗りする。
「おおっ、これは便利ですね」
「5万エリスで売るぞ。サイズ調整とか色も指定できる。メンテの度に料金は取るが、かかっても1万エリスってところだな」
「むぅ、メンテはどれぐらいの頻度に?」
「手荒に、壁にぶつけたりしない限りは年1回程度で十分だな。異常を感じ
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