高校生の初めての相手は私じゃないわ。
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ショーツ。
いや、パンティという言い方しか知らないだろうな。
制服スカートが短くなって、かえって下着見えないし。
どうせなら、初パンティはクラスのマドンナのほうがよかったよね。
◆
計測は、上半身の時よりもぎこちない。
メジャーでお尻がきゅっと締まる。
無理して触らないようにしているのが、かわいい。
でも、次は、さすがに私も恥ずかしい。
なんとか目盛りを読んで、お尻を解放した克己くんに、
「私も、普通は下着の上からなんだけど……克己くん、上手いから、お願いするわね」
躊躇ったら、負け。
でも、さりげなく。
克己くんにお尻を向けて、ショーツを脱いだ。
◆
後ろ向きとはいえ、下半身裸。
このいやらしさは、測れない。
高校生には刺激が強すぎるだろう。
でも、お尻ぐらいちゃんと見てほしい。
じっくり一分間。
「測って……恥ずかしいよ」
◆
裸の臀部の計測がやっと終わった。
私はブラウスとブラジャーを取り去って、全裸になって振り向いた。
後ろから触るか触らないかギリギリだった下腹部へ、ようやく焦点の定まった視線が注がれるまで、たっぷり3分。
さすがに、恥ずかしかった。
◆
私が処女をあげられないのが辛い?
いや、彼の童貞を奪うのが辛かった。
ファーストキスをかわいい同級生と交わし、
恥ずかしがる彼女の可憐な下着を取り去り、
薔薇の花のようなヌードを見せる彼女を、
優しく壊してあげてほしかった。
昨日、一晩考えた結論が、アナルセックス。
◆
克己くんが告白したい相手は、メグミちゃん。
キスしたい?
裸にしたい?
……痛がらせてでも、壊したい?
彼は答えを出した。
つまり、全裸で、屹立した中心をさらしていること。
◆
「あああー! ああっ ああっ 」
覚悟はしていたけど、ロストバージンよりも痛かった。
「だ、大丈夫ですか?」
彼も必死だが、夢中で訊いてきた。
「大丈夫。メグミちゃんはもっと痛がるよ」
なんとか答えられた。
アナルセックスならバックスタイルだろうが、初体験の練習として、極限の正常位をとった。
ほぼ180度に折り曲げられた私の裸体に、彼の凶器は垂直につき立った。
「ぐっ、うう、うう、あ、あ、はあっ」
◆
アナルだから、中に出してもいいのは、アドバンテージだった。
終わった。
克己くんがメグミちゃんの処女を奪う日は来るのだろうか?
「裸のメグミちゃんには優しくするのよ」
まだまだ家庭教師は続けるけど、行為はこれが最後になる。
―――――――――
(終わり)
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