陽だまりのダークナイト
ツェペシュ側×陽だまりのなか
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いの少女に出会った事までは覚えている。ベッドに寝ていたようだが、どう考えても研究所施設でない事だけは分かる。何せここに置いてある家具や埃一つ無い、もし戻されても死んでいるだけと言うオチが待っていた気がした。すると部屋のドアが開いて出て来たのは、洗面器を持つ小柄な少女で頭部にネコミミがあった。
「・・・・君は誰?」
「・・・・ッ!」
僕が起きてる所に気付くと同時に話しかけるが、少女は洗面器を持ったまま部屋を出た。俺は社長室から住居エリアに向かい、IDカードをタッチして開けるとリアスと朱乃が居たので挨拶した。
「アイツが目覚めたそうだ」
「これは織斑社長」
「アイツとは寝室に居る少年ですか?」
で、洗面器を持ったままの小猫が来た事により俺ら四人はソイツが居る部屋へ入ろうとする。朱乃の声が聞こえたのなら警戒するだろうし、心眼で見るとベッドを抜け出して外の様子見してるな。僕が居た場所を改めて確認すると広い室内、リビングなのかテーブルや椅子と言った家具が置かれている。
黒髪少女と先程の少女を見ても敵とは思えないので、僕は姿を現すと気配に気付く獣耳の少女は全身を強張って物陰に隠れてしまった。
「・・・・」
「(この子から感じるのは何なのかは後々知る事になる。開け放たれたドアからヒトではないのが居る気がしてならない)」
無言で僕をじっと見ているが、しばらくすると黒髪の少女と紅髪の少女と黒髪の男性を引き連れてきた。紅髪と黒髪の少女は僕と歳はそう変わらないが、男性の方はスーツを着ていて大人だな。紅髪の少女が出てくると背に隠れてたが、随分と彼女に懐いてる様子だな。
「この子を苛めないであげてね。人見知りが激しいんだけど、この子は小猫と言うのよろしくね。黒髪の子は朱乃で私の隣に居るのは織斑一真様、蒼い翼本社社長をしているわ」
「誰も苛めんと思うが、確かに小猫はまだまだ人見知りだからしょうがないか」
「織斑社長、仕事はよろしかったので?」
「ちゃんと朱璃に一言告げたから大丈夫さ。何かあれば上に行けばいいんだし」
紅髪の少女が獣耳の少女を撫でると男性の方に隠れるが、小猫ちゃんと織斑社長と呼ばれていたが後程聞いても驚くと言うよりやはりと言う感じ。その頃の小猫ちゃんはリアス部長に引き取られて精神的に参ってた所、リハビリのお陰で警戒心は強いけど僕は身に纏うオーラを研究所での実験で感じた事があった。
織斑社長と呼ばれた者は人間だけど後程聞くと創造神黒鐵様、後ろに居る三人は悪魔のオーラをしていて咄嗟にテーブルの上に置いてあるハサミを手に取る。
「・・・・ここは何処だ?何故僕がこのような所に居る!?アンタ達は誰だ!?」
「ここは俺の出身である日本だからそう警戒するなよ坊主。ここに居る
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