陽だまりのダークナイト
ツェペシュ側×陽だまりのなか
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瞬間に駆除して行ったけど反応がこっちにもあった事により急いで戻ってきた様子。こちらの状況把握するや激怒し睨む少女と狙撃銃で狙い撃ちする大人。
「よくもその子を痛めつけてくれたわね。貴方『はぐれ』ね?よくこの山に入って来れたわね。無知って怖いものだわ」
「全く困ったもんだ。少し離れただけで、俺の弟子と墓標を破壊してくれる貴様を駆除してやる」
自分よりも何倍もの体格を有する者を相手にしても全く動じないリアス・グレモリー、狙撃態勢を崩さない一真さんだが相手が少女と人間だと知ると眉をつり上げる。
『・・・・紅い髪、グレモリーか?ほう、ではこのガキはグレモリー眷属と言う事になるな。面白れぇ。グレモリー眷属のガキなら更に高値が付きそうだ。あとそこの人間はどうして銃を持って俺と対等する?そんなちんけな弾撃たれても・・・・グアッ!何だこれは!』
「駆除対象に言っとくが、それがただの銃弾じゃない事を言っとくぜ。対悪魔専用弾、中に聖水やら十字架の力を倍加させてあるからな。それと勝手に俺らの私有地を荒らした事、お前には慈悲無しで駆除してやるよ。リアスの代わりに言っとくけどよ、高値ってのはリアスの眷属を売買する事自体が許されない行為だ」
下種な口ぶりはリアス・グレモリーにも一真さんにも向けられていた。彼女の紅髪が怒りのオーラで揺れてくが、一真さんに静止されて弾丸の説明後に怒りをぶつけてた。この虎の獣人に万死に値するとそう言った。それは僕の同志の墓標の為?僕は全身を襲う激痛に耐えて立ち上がる。
「僕が誰とか・・・・売るとか、どうとか・・・・それは今更どうでもいい・・・・ッ!お前なんかに負けていられないんだァァァァ・・・・ッ!僕は、生きる為に強くなるんだァァァ・・・・ッ!」
絶叫と共に何かが弾ける音が聞こえたと共に、僕の体から膨大な魔の力が湧き上がり周囲に広がっていく。次の瞬間、地面から多様な形状の剣が次々と出現する。その剣は炎を纏っていたり、氷を纏っていたりと様々な属性を付与されている。
全て魔剣。この時は知らなかったが今なら分かる。僕の神器は『魔剣創造』だと。僕は闇に支配される魔剣を一振り握るが、悪魔の僕らしい魔剣だし光を喰らう剣だからホーリーイレイザーと名付けよう。
「やっと覚醒したか。坊主の神器は『聖剣創造』か『魔剣創造』のどちらかだと思ってたが、悪魔に相応しい『魔剣創造』だ」
「だから一真さんはここに連れて来たのですか?」
「まあな〜♪」
闇の魔剣を構えて獣人相手に飛び出していく。直線で向かう途中で一本の剣を握る、炎を纏った剣を獣人に放つ。激しい火炎を獣人が喰らうと同時に銃声が響く。足を貫いたのか、速さがガクッと落ちた獣人に対して僕は最大現の力を振って獣人に襲う事になる。一真さんからの後方支援のお陰
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