第11話
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いるとの事です。」
「貴族連合軍の旗艦を……!しかもアルフィン皇女や実質貴族連合軍のNo.2である”総参謀”まで乗船しているのですか……!」
ゼルギウスとシグルーンの説明を聞いて驚いたリィンは目を見開いてゼルギウス達を見つめた。
「うむ。次の作戦で裏でこそこそと動く貴族連合軍の”裏の協力者”共を”総参謀”を含めて殲滅し、貴族連合軍の旗艦を余達メンフィルが奪い、今後メンフィルの軍艦として有効に活用する為の作戦じゃ!」
「”パンダグリュエル制圧作戦”は滞空する敵艦に直接突入しての作戦になる為、突入できる兵達は陸での戦いと違い敵艦の兵達とすり替わった兵達を含めて数が限られている。その為作戦に参加する兵達は厳選されている。」
「ちなみに”パンダグリュエル制圧作戦”では余やプリネ達どころか、リウイも直々に出陣する事になっておる。」
「!今回の戦争のメンフィル軍の総指揮官であられるリウイ陛下が直々に出陣なさるのですか……!」
リフィアとゼルギウスの説明を聞いたリィンは信じられない表情で声を上げた。
「情報によると一人だけリウイやゼルギウスクラスでなければ討ち取る事が困難な”執行者”がいるとの事だからな。その為リウイも出陣し、その”執行者”をゼルギウスと共に討ち取る事になっている。」
「また他の”執行者”を含めた貴族連合軍の”裏の協力者”達も殿下やプリネ皇女殿下達が討ち取る予定となっております。……ここまで言えば敵艦に突入する他の兵達の役割が何なのかわかりますわよね?」
「……敵艦に潜入している兵達と連携して敵艦の兵達の殲滅並びに”総参謀”ルーファス・アルバレアの討伐、そしてアルフィン皇女の捕縛でしょうか?」
リフィアの説明を補足したシグルーンに問いかけられたリィンは静かな表情で答えてリフィア達に確認した。
「その通りじゃ。それで次の作戦、お主達L小隊も参加させるようかと思っておるが、どうだ?」
「ちなみに既に貴方達L小隊の大活躍はリウイ前皇帝陛下の耳にも届いておりますわ。恐らく現時点でも表彰は確実でしょうが次の作戦でも手柄をたてれば、直接出陣なさるリウイ陛下もいらっしゃるのですから、直々に表彰される事も早まると思われますわ。」
「!ハッ!L小隊、殿下達の抜擢にお応えし、ありがたく参加させて頂きます……!」
リフィアとシグルーンの話を聞いて目を見開いたリィンは次の作戦に参加する事を答え
「うむ!エリゼもしっかりとリィン達を補佐するのじゃぞ。」
「お任せ下さい。」
「”パンダグリュエル制圧作戦”は2日後に遂行される。詳しい時間は後で知らせる。今夜と明日は次の作戦に備えて英気を養っておくように。」
力強く頷いたリフィアに話を振られたエリゼは会釈をし、ゼル
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