暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第245話 ボスを倒したいU
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外で、自分達の為に戦ってくれている筈の男―――リュウキだった。
突然現れたリュウキに驚きを隠せられないメンバー。
「リュウキさんっ!」
「リュウキくん!?」
それはアスナとランも同じだ。本当に突然の事だったから。
空を飛ぶ事は普通は不可能だ。……が それを可能にするのは先ほどにも説明した通り何通りかある。リュウキが使ったのは、あの回廊で披露した体術スキル。それを駆使して ユウキの窮地を救ったのだった。
そして 今は後衛に位置しているレイナも、最愛の人が来てくれた事に 目元を潤わせていた。大丈夫だったことの安堵感もあったから。
「さて……、遅れてきて詫びも出来てないが、……最終ラウンド と行こうか? 皆」
ユウキを片手で抱き、残った手に持っていた剣が巨人を見据えていた。
それは リュウキの言うように最終ラウンドが、終盤戦が始まった瞬間だった。
そして余談ではあるが……、いや 当然ではあるが ユウキを抱きかかえている姿は皆が目撃している。何処かほんわか〜 と表情を緩ませているユウキの顔も 見ている。
だから、もー ほんと当然の成り行き。仕方が無かったという事は判るし そんな事を考えてる暇はないという事も頭の中では判っているんだけれど、それでも ヤキモチをしてしまう事が止められない。勿論直ぐ切り替えたんだけど……それでもちょっとだけ。
そんな可愛らしい乙女達がユウキの事を 羨ましい――と言う視線を向けていたのだった。
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