陽だまりのダークナイト
カーミラ側×暇人なアザゼル
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って命の理を狂わせる。モニカ様が騒いでるのも恐らくそっちだろうよ」
「神殺しの毒を受けた一ちゃんは体が滅んでも神殿のお陰で新調したしな。その前にエリクサーや回復薬を持ってるCB側だ、普通なら魂は一度逝っちまうと簡単に現世へ帰って来れない」
一ちゃんに関する事を話すと蒼太達もあの時は危なかったと呟いてたが、役目と運命を逐げて肉体から魂が離れるってのはそれだけ尊い事。魂をどうにか出来る程の術とキャパシティ、存在感があるのなら話は別だが。悪魔、天使の転生システムとかで復活もあり得る事だ。どっちも死にたてホヤホヤじゃないと出来ない事だが、一ちゃんは瀕死状態でもドリンク一つで治っちまうことだしな。
「邪龍は別、ですか」
「例えばヴリトラだな。あれは肉体と魂を切り刻まれたのが神器を寄せ集めただけで復活を遂げた。そこから推測して『聖書の神シャルロット』が残した盛大なバグとも言われる神滅具があれば・・・・まあ実際シャルロットは生きてるが。それと神器で亜種の禁手化もあるのなら次元も変わるらしい」
「そうなりますと、聖杯を持つ吸血鬼の一派は『禍の団』と繋がってるという事ですかね?」
「だろうな。モニカ側がツェペシュ側の事情知っていても可笑しくないだろうが、恐らく一ちゃん側も知ってるな。だからニール達を派遣したらしいし、小型偵察機を飛ばしてるらしいと言ってたな」
小型偵察機や情報収集が得意な者が居るし、聖杯を持つヴァレリー・ツェペシュを止めるのに交流のあったギャスパーが最適なのだろう。ギャスパーなら隙を見せるかもしれんが、逆に言うとヴァレリーの方が厄介な存在だろうよ。
交流断絶してた俺達も交渉開始となり、吸血鬼だけではヴァレリーと繋がる『禍の団』に対応不可。予定外だと一ちゃんの存在であり、居なければ交渉は休戦のまま。
「いくら誇り故の上から目線しようが、一ちゃんの存在はそれよりも上だから今回の会談はスムーズに進んだ訳だ」
「それはそうでしょ。いくら吸血鬼の純血であろうと全てを創造されたと言われた創造神黒鐵様が居るだけで話は進みます」
「リアス達が心配になるが、やはり一ちゃん達の力が必要だよな」
「そうですね。それよりお前らの仕事は終わったのか?」
蒼太がニール達に問うと既に終わらせたし、このエリアでの巡回ついでに何かあれば対応予定とされてるそうだ。一応今持ってる武装は銃火器と短刀だが、よく見るとタダの短刀ではなさそうだな。
「それは聖剣のようだが、タダの聖剣では無さそうだな」
「はい。我らブラック・シャークの者だけに支給された代物で、余り大きい声では言えませんが聖剣エクスカリバーに擬態化してます」
「やはりか。本来なら黒神眷属しか持ってないようだが、ブラック・シャークもCB
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