陽だまりのダークナイト
カーミラ側×暇人なアザゼル
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悪い。ちょっと調子に乗り過ぎた」
「だがこれでハッキリとした。アイツらの力が本物だが、俺とヴァーリで倒すとしようか」
そして物語の冒頭へ戻り、二人を救助後に軽く説教をした我が主。アーサーはエクスカリバーを抜くが、主によって待機任務となるしルフェイ嬢も同じ事。この濃霧でも使える聖剣だが、アーサーの興味はアイツらが持つ物にな。
「俺としては奴らが持つ宝具が気になる。七星剣もな」
「だろうな。瓢箪もだがアイツらが持つより俺達が持った方が利用価値はありそうだな」
我が主の視線には金角が腰に携えし一本の宝剣、破邪の力と妖怪の力を従わせる力の両方を持つと聞く。我が主は軽く魔力を使い、最強の座へ座る我が主が撃つ攻撃に対して力の無い者が受ければ呆気なく消滅してしまう。金角は背中より葉の形をした大きい扇を取り出して一気に扇ぐ。
「芭蕉扇!」
「ほう、あの大きな扇はここら一帯を霧散させる程の強風を生み出して俺が放つ一撃を吹き飛ばすとは」
「何者をも吹き飛ばすと言う魔性の扇だが、やはり加減調整をしている一誠の攻撃をも吹き飛ばす。流石は伝記に記されし妖怪、あの初代孫悟空とやり合っただけはある」
「うむ、この龍達は先程の猫と孫悟空の縁者よりも我らを分かっているようだぞ、兄弟」
「うむ、この龍達は先程の猫と孫悟空の縁者よりも出来るようだな、兄弟。だがしかし!」
「「我ら兄弟大王にしてみれば貴様達など物の数では無いわっ!」」
二体は再びポーズを取るが、何とも気持ちがいいぐらいに言い放つけど喧嘩相手を勘違いのまま終わらせるようだ。相手がタダのドラゴンではなく、二天龍の片割れとも言うが片方は神で片方は半神半魔だ。にしても微笑ましく見守って見てる玄奘三蔵は、どう言う気持ちで見ているのやら。
「さて、どうしますか?彼らの弱点を教えましょうか?」
「いやいい。ここまでナメられた相手をするのならば、俺達流に戦わせてもらうよ」
「そうだな。戦う相手を間違えたままではと言いたいが、喧嘩するなら敗北後に伝えるとしよう。貴方には迷惑しないよう戦うと」
「と言う訳で俺とヴァーリだけでやらせてくれ。フェンリル親子もだが、お前達はもしアイツらが逃げようとするなら追い掛けて追撃準備でもしとけよ」
畏まりました我が主、禁手化をして追撃するならと何時でも飛び出せるよう準備だけはしておいた。まあ勝つのは決まってるが、前方に飛び出して金角大王と銀角大王を相手に戦い始めた。アーサーとルフェイも見守りつつ、美猴と黒歌には反省文を書かせていた。白音は主達の戦いを見守るが、戦闘後の回復をする為でもある。
「で?太子はどこの山に降りるんだ?」
「先に言っとくが一誠は全てを創ったとされる創造神黒鐵だ。嘘偽り
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