第10話
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したが
「”紫電”を舐めんじゃないわよ!」
「させない……!」
「!」
サラとフィーの牽制射撃によって追撃を中断して攻撃の範囲外へと後退した。
「クッ………今回復します―――ヒールスター!!」
状況を立て直す為にクレア大尉はライフルを空に向けて回復光線を放って自分達の傷を回復し
「七色の光の矢よ―――プリズミックミサイル!!」
「吹き飛べ―――地裂斬!!」
セレーネが放った魔術によって発生した虹色の光の矢をラウラが地を走る衝撃波を放って相殺した。
「風よ、我が仇名す者達の戦意を奪え――――消沈の竜巻!!」
その時魔術の詠唱を終えたステラが魔術を発動してサラ達を中心に低威力の竜巻を発生させた。
「何……これ……見た目の割に威力はそんなに大した事はないけど……」
「クッ……何だ、この気怠さは……!?」
「動きなさい……ッ!」
「不味い……このままでは……!」
攻撃が目的ではなく、敵の戦意を奪う事を目的としている特殊な竜巻は戦闘で高揚していたサラ達の戦意―――闘志を奪って動きを鈍くさせてサラ達を苦しめた。
「エニグマ駆動―――ダークマター!!」
そこにエリゼのアーツが発動してサラ達にダメージを与えると共に一か所に固めて重力でサラ達の動きを封じ込め
「風巻く光よ――――我が剣に集え!うおぉぉぉぉ……!」
エリゼが作った好機を逃さないリィンは地面を蹴って神速の抜刀によって発生した無数の斬撃でサラ達を攻撃し
「奥義―――――風神烈波!!」
最後に闘気によって発生した風を纏った強烈な一撃をぶつけてサラ達を吹き飛ばした!
「あぐっ!?あ、あたしとした事が………」
「うあっ!?クッ……ここまで……か……」
「あうっ!?ミッション失敗………」
「キャアッ!?申し訳ございません、皆さん……これ以上は………」
リィンが放った八葉一刀流の奥義の一つ―――風神烈波によるダメージに耐えきれなかったサラ達は戦闘不能になり、全員地面に跪いた!
「つ、強すぎるよ……」
「!?う、嘘だろう……!子爵閣下まで負けたのかよ……!?」
「な――――ち、父上!?」
全員が敗北し、戦闘によるダメージで呻いている中エリオットは不安そうな表情で呟き、地面に倒れているアルゼイド子爵に気づいたトヴァルとラウラは信じられない表情で声を上げ
「しっかりしろ、アリサ!ミリアム!委員長!シャロンさん!」
「起きなさい、エマ!アンタ達も早く目を覚ましなさい!」
意識を失っているアリサ達にはガイウスとセリーヌが血相を変えて呼びかけていた。
「公爵夫妻は見つかったか!?」
「
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