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英雄伝説〜灰の軌跡〜
第10話
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か――――」

「「…………」」

ベルフェゴールの言葉を聞いてある事を察したシャロンがアリサとエマを見つめると何と虚ろな目をしたアリサとエマがそれぞれシャロン目がけて攻撃を始めた!

「くっ………同士討ちを発生させるとは見た目とは裏腹に随分と悪辣な性格をしていらっしゃいますわね……!」

二人の攻撃を回避しながらシャロンは怒りの表情でベルフェゴールを睨んだ。

「うふふ、”戦い”は殴り合いが全てじゃなく、相手を錯乱させる同士討ちも立派な戦術でしょう?―――と言う訳で、そろそろ貴女も眠りなさい。」

「しま――――」

シャロンの言葉に対して微笑みながら答えたベルフェゴールはシャロンの背後に現れ、突然背後に現れたベルフェゴールに驚いたシャロンは慌てて振り向いて反撃しようとしたが時既に遅くベルフェゴールの片手がシャロンの肩に置かれ、そのままベルフェゴールは魔術を発動した!

「―――精気の接吻術。」

「キャアアアアアァァァァッ!?ち、力……が……ぬけて…………」

ベルフェゴールの魔術によって精気を奪われたシャロンは悲鳴を上げ

「これ程……とは……申し訳ござい……ません……お嬢様……皆様………」

魔術を終えたベルフェゴールがシャロンから離れるとシャロンは地面に倒れてそのまま気絶し

「ご苦労様。貴女達も眠っていいわよ♪」

「「……………」」

更にベルフェゴールが指を鳴らすとアリサとエマの暗示状態も解け、暗示から解放された二人はそれぞれ意識を失った状態で地面に倒れた!



「光よ、煌めけ―――昇閃!!」

「「うわっ!?」」

「うっ!?」

「ぐっ!?」

エリオット達との戦闘を開始したメサイアは先制攻撃に聖なる力が込められた魔法剣を解き放ってエリオット達にダメージを与えると共に怯ませ

「ふふ、まだ終わりませんよ?行きなさい―――双子水精弾!!」

続けてメサイアと戦術リンクを結んでいるリザイラが水の魔力球による2連続攻撃で追撃した。

「いたた……みんな、今助けるね!届け―――癒しの歌!!」

リザイラの攻撃が終わるとエリオットは自分や仲間達の傷を回復する為に魔導杖に搭載されている回復の特殊魔法――――ホーリーソングで自分達の傷を回復し

「ありがとう、エリオット。吹き飛べぇっ!」

ガイウスは反撃に風を纏わせた十字槍で突きを放ち、竜巻状と化した風の刃はメサイア達を襲った。

「ハアッ!」

襲い掛かって来た風の刃に対してメサイアは自身の得物である聖剣を振るって斬り裂いた。

「「アークス駆動――――」」

「時の結界よ、砕けちれっ!」

「アルテアカノン!!」

「エクスクルセイド!!」

その時マキアスの
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