第10話
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〜緊急避難用ガレージ〜
「先制攻撃だよ、ガーちゃん!ぶっ放せ〜!」
「――――!」
アリサ達と共にベルフェゴールとの戦闘を開始したミリアムはアガートラムに指示をし、ミリアムの指示に応えたアガートラムは瞳の部分から高熱のレーザー―――ライアットビームをベルフェゴール目がけて放ったが
「うふふ、お人形遊びなんていかにも小さな女の子らしいわね♪」
「む〜!子供扱いするな〜!」
ベルフェゴールは余裕の笑みを浮かべて襲い掛かるレーザーを回避し、ベルフェゴールの言葉を聞いたミリアムは不満げな表情で声を上げた。
「銀の剣よ、お願い――――イセリアルキャリバー!!」
「逃がさない―――メルトレイン!!」
そこにエマが前方に数本の銀色の剣を発生させてベルフェゴール目がけて放ち、アリサは導力弓による攻撃で上空から炎の矢を降り注がせてベルフェゴールの逃げ場をなくした。
「ふふ、貴女達は魔法使いに弓使いね。魔法使いは女の子なら一度は夢見るし、弓を使う貴女はメイドに”お嬢様”って言われていたからどこかの富豪のお嬢様って所かしら?」
二人が放った逃げ場のない攻撃に対してベルフェゴールは転移魔術を発動して二人の背後に現れ
「!?い、いつのまに私達の背後に……!」
「チッ、転移魔法を戦闘に組み込んで戦うなんて、相当厄介な相手よ……!」
「そんな……詠唱も無しに転移魔法を発動するなんて……!」
背後から聞こえてきたベルフェゴールの声を聞き、慌ててベルフェゴールから距離を取ったアリサは驚きの表情でベルフェゴールを見つめ、舌打ちをしたセリーヌは厳しい表情でベルフェゴールを睨み、エマは信じられない表情でベルフェゴールを見つめた。
「行きますわよ――――」
するとその時シャロンがベルフェゴールに襲い掛かり
「っと。」
「シャドウステッチ!!」
ベルフェゴールが再び転移魔法でその場から消えて別の場所から現れるとベルフェゴールがいた場所を中心に無数の鋼糸が発生した!
「あらあら、メイドの貴女はあやとりが趣味なのかしら♪」
「ふふ、今のを”あやとり”扱いするとは、どうやら私の想像以上の使い手のようですわね。」
ベルフェゴールの言葉に対してシャロンは微笑みを浮かべて答えながらもベルフェゴールを最大限に警戒していた。
「燃え尽きなさい……ファイアッ!!」
「アークス駆動―――ルミナスレイ!!」
そこに左右に別れたアリサが炎を宿した矢を解き放つクラフト―――フランベルジュを、エマは幻属性のレーザーを放つアーツをベルフェゴールを挟み撃ちにして放ち
「うふふ、狙いは悪くないけど相手が悪すぎたわね♪」
「キャ
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