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ソードアート・オンライン〜Another story〜
マザーズ・ロザリオ編
第244話 最高の笑顔とVサインを
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た。
「く、っそぉ!! てめぇら! 死んでねぇよなぁ!?? こっちも魔法で応戦w“どごんっっ!!”ぐべぇっっ!!」
辛うじて隕石の直撃と言う最悪の事態を免れた者が必死に魔法部隊に指示を飛ばそうとしたのだが……、それは出来なかった。何故ならその顔面に何かが直撃したからだ。
燃えるなにか 炎を纏った一閃を受けたから。
「……リュウキに貸しを作るのも悪くないってね。アンタだってそうなんでしょ? シノン」
「私はただ頼まれただけ。……リュウキには色々と手伝ってもらってるし」
「……ふーん」
炎を纏った一閃の正体は
爆裂矢
(
バースト・ショット
)
と言う弓術のスキル。強力ではあるが 命中精度が著しく低い事が難点である最上位のスキルだ。
それを正確無比に直撃させた者こそ、
猫妖精族
(
ケットシ―
)
の凄腕
弓兵
(
スナイパー
)
シノンだった。
示して5人がこの場に集まってくれた。
「―――こっちが2人だけとは言った覚えはないぜ?」
「そういう訳だな」
キリトが、またまた呆気に取られてしまっていたサラマンダーのリーダー格の男にそう言い放った。リュウキも頷く。
誰もかれもが よく知る凄腕プレイヤーだという事はよく判る。近接、遠距離 バランスよく集ったパーティーは 脅威そのものだ。キリトとリュウキの2人だけでも 威圧されていたというのに更に3人も集まってしまえば……、と戦意が怪しくなってしまっている皆に再び一喝。
「ば、馬鹿やろう! こっちは何人いると思ってんだ! 相手は増えたとは言っても5人だぞ!! 諦めムード止めろ!! お前ら、あいつらぶっ倒すぞ!!!」
確かに数を考えれば……普通は負けない。
だが
普通
(
・・
)
であればだ。相手が普通じゃないのは明らかだが それでも簡単に退く訳にはいかないのが実情だったりする。
殆どヤケクソ状態になって突撃していくのだった。
そんな乱戦状態になっても 笑みを隠さないリュウキとキリト。そして すッ転んでしまったが、何とか体勢を立て直したクライン。 そして、何処か違った雰囲気を纏っているリタとシノン。
「アンタさ どっちかっていうと、新たにリュウキに引っ付こうとしてる子の事が気になったんじゃないの? あの天然ジゴロコンビは、人間(女の子限定)磁石状態だし?」
「っっ!?」
いざ戦いの舞台へ……と言う場面でのまさかのリタの発言。
シノンは思わず息が詰まってしまいそうになるが、それでも 迫ってくる敵には正確に矢を撃ちこんでいるのだった。
勿論、その後しっかりと隙を見て否定の言葉をかけるのを忘れずに………。
全てのやり取りを見て聞いて
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