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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第21之巻『静まるオロチ』
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のに集中する。魔化魍は再び大群で押し寄せるが、ディロードの音波によって撃破されてゆき、
「これで、終わりだ!」
響鬼が清めの音を叩き終え、オロチ現象は完全に封印される。
「さて、僕の役目も終わりですね。」
雅達は既に変身解除し、話している。
「やっと久しぶりに会えたのに、寂しいっすよ!」
トドロキはそう言うが、
「雅君には、まだ行かないといけない所があるから、仕方ないですよ、トドロキさん。」
イブキはそう返す。
「それでは皆さん、お元気で!」
雅は、ヒビキ達に別れを告げて世界から去っていった。

「ただいま。」
雅とフェイトが帰ると、
「おかえりなさい!」
待機していた圭一達が出迎え部屋に入ると、普段よりも豪華な食事が用意されていた。
「みんな、これは?」
「私達、雅がいない間に仮面ライダーの事を調べていて、丁度平成ライダーの折り返し地点だから、雅にご馳走してあげようと思って。」
雅の質問にフェイトは答え、
「料理は私と梨花で作りましたので、味は保証できましてよ。」
「たまには、雅も息抜きくらい必要よ。カブトの世界の時に、随分大変だったみたいだしね。」
沙都子と梨花がそう付け足した。
「ありがとう、みんな。ありがたくいただくよ。いただきます。」
雅達は食事を摂る。

「そう言えば、あの時鳴滝って人に連れ去られて雅はどこに行っていたの?」
フェイトはそんなことを聞く。
「ああ、かなり過酷な世界に飛ばされていた。その時の事でも話そう。」
雅は、口をあける。

静まるオロチ 終


次回、仮面ライダーディロード
雅が飛ばされた世界、それは仮面ライダー同士を無理矢理戦わせる世界。次回『ハイパーEXステージ』
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