着任〜艦隊合同作戦
不安から始まる二人のデート
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俺と隆盛が新しい艦娘の登録作業をしてるとき
「この艦娘のことだけど、宮本はどう思うか?」
隆盛は書類を書きながら聞いてきた
「どう思うか?とか言われても俺はわからないぞ」
実際、艦娘が演習海域にしかも所属先がわからないなんてこと例がない
「そうか、この警備府に迎え入れたのは良いがこのあとのことを考えると不安な点がいくつか」
「ん?どうした隆盛、その不安な点ってのは」
隆盛は別の書類を俺に見せた
「昔、艦娘だと思って保護した子が実は敵でしたってことが有ったらしいから」
「なんなら、確認してこようか?」
「どうやってだ?」
「まぁ、本部に掛け合って行方不明になってる艦娘リストを探す気ですが」
その敵の基地行ってくるとか言えた物じゃない
「それは有り難い、僕は書類から手を離せないから頼んだよ。」
「1〜2日間位空ける。加賀と金剛以外はこっちに残らせて置くから」
「こっちも任務の消化があるから丁度いいよ」
隆盛は笑ながら答えた
「くれぐれもこの事を金剛の妹達に知らせんなよ、急用って言っておけ。バレると榛名が止められなくなる」
「宮本君も大変だね」
「じゃ、ちょっと行ってくるわ」
隆盛の執務室から俺は出ていった。
「加賀と金剛、来てくれ」
加賀は起きてたが金剛は完全に寝ている
「何です?あなた」
「仕事中は提督と呼びなさい」
「何故ですか?」
「細かいことは良いから」
「分かりました」
「ちょっとこれから深海行くぞ」
「自分で行ってきて下さい」
加賀が拒否するとは思わなかったぞおい、ケッコンしたのに俺の誘い断ったぞこいつ
「二人でデート行こうかと思ったんですけどねぇ?」
「行きましょう」
加賀が食い気味に言った。何でデートって言ったら来るんだよ
「まあ、行こうか。寒いから暖かい服で来て、出撃門前に居るから」
俺は部屋を出て隆盛に金剛も置いてくことにすると伝えた、気持ち良さそうに寝てる奴を起こすほど俺も鬼じゃないからな
〜出撃門前にて〜
「待たせてしまってすみません提督」
「ここからはデートだから堅苦しくしなくて良いぞ」
「あなたが提督呼びにしろって言ったんじゃないんですか」
「それは素直に謝ろう」
「わかってくれればいいんです。」
「じゃあ行こうか、北方海域に」
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