第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change5:暴かれた真実〜The advent of the bigger armor〜
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そこには―――。
「うっ……グフッ……」
そこには全身傷だらけのテュールさんが苦しそうに倒れていた。
「テュールさん!?アーシア!!テュールさんに治療を!!」
「しっかりしてくださいテュールさん!!!」
すぐさまアーシアがテュールさんの治療をしている。見ればあちらこちら傷がありいたるところから出血している。たしかテュールさんは確かコカビエルの相手をしていたはず、もしかして―――。
ズンッ!
今度はバルパーがいつの間にか光の槍で腹部を貫かれていた。
そしてパルパーは何もいわずに地面に倒れ消えていった。
「バルパー。おまえは優秀だったよ。そこに思考が至ったのもそれ故だろう。―――だが、俺はおまえなどいなくても最初から一人でやれる」
俺は声の主の方向に顔を向ける。するとそこにはコカビエルが宙に浮きながら俺たちを見下していた。だがテュールさんと戦っていたせいか服は焦げていて翼や皮膚などがところどこ火傷していた。
「フン、なかなか楽しめたぞそこの雷の小娘。だが残念だったなお前がそこにいる枷たちがいなければ勝負はわからなかったがな」
テュールさんの枷?いったいどうゆうことだ……。
「コカビエル!!どうゆうことなのかしら!!」
「おや?気づいていないのかリアス・グレモリー。なら教えてやろうお前たちなんで俺がここにいる状況で無事に入れれると思う?おかしいとは思わないのか?今まで俺の横槍がなかったことに」
確かに今まで何で俺たちはこんな大物と退治しているのに何の妨害もなく木場が戦えて俺たちは木場を応援することができた……まさか!?
「まさか!?」
「どうやら気づいたようだな。そう今まで俺が入れようとした横槍の攻撃やお前たちに対しての攻撃はあそこの雷の小娘が身を挺してすべて受け止めていたんだよ。だがそれも長く続かずついには力尽きて今の状態に至るわけだ」
今まで…俺たちはテュールさんに守られていたのか……。
「そしてお前たちとがこの場にいなければあの小娘は私と満足に戦うことができたんだよ。そう、お前たちは俺を討てるチャンスをお前たちが小娘の枷となりそれを無くしたんだよ。哀れだなグレモリー眷属と聖剣使いその慢心愚かだなぁ!!ハハハハハ! カァ八ッハッハハハハハハハハハッ!!!」
そ、そんな――。俺たちはテュールさんの邪魔をしていたのか……。チクショウ!!
そしてコカビエルは不適な笑みを浮かべて俺たちに言う。
「限界まで赤龍帝の力を挙げてだらかに譲渡しろ」
自身に満ちた表情で相手を見下しているような物言いをし、部長が激昂する。
「私たちにチャンスを与えるというの!?ふざけないで!!」
「ふざけないでだと?ハハッ!!ふざけているのはお前た
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