第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change5:暴かれた真実〜The advent of the bigger armor〜
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。だからこうして異空間に閉じ込めていないと危険極まりないんでね」
デュランダルの刀身を見てみるとその周りは鈍い光を放ちながら歪んでいた。しかもフリードの持つエクスカリバー以上のオーラを放っている。
「そんなのアリですかぁぁぁぁぁ!?ここにきてのチョー展開!クソッタレとクソビッチどもがぁぁぁ!!そんな展開いらねぇんだよぉぉぉぉ!!」
フリードが叫びながらゼノヴィアに殺気を向けた。目には見えないが擬態の能力で聖剣の刃を枝分かれさせて彼女に放っているのだろう。
ガキィィィィン!
しかし枝分かれさせた刃はデュランダルの一薙ぎでであっさりと砕かれてしまう。しかもその余波で地面が抉れていた。
「こんなものか…。所詮は折れた聖剣。このデュランダルの相手にもならないか」
ゼノヴィアは落胆しながらつぶやく。
すさまじい威力だ。あの『破壊 の 聖剣』の切れ味威力が段違いすぎる。
「マジですかぁぁぁ!!伝説のエクスカリバーちゃんがこんなに簡単に負けるなんて!!これはひどすぎる!!まったく折れた贋作なんて再利用するからいけなかったのでしょうか!?」
僕はフリードのさっきが弱まったのを見逃さず彼に一気に詰め寄る!!
しかも彼は対応できいない!!これでチャックメイトだ!!!
彼は何とか僕の聖魔剣をエクスカリバーで受け止めようとするが――――――。
バキィィィンッ!!!!
「折れたぁ!?」
儚い金属音が鳴り響く。僕たちを縛り続けたエクスカリバーが砕ける音だ。
「見ていてくれたかい? 僕らの力はエクスカリバーを超えたよ」
そしてその勢いで彼を切り払った。
―○●●●●○―
俺―――兵藤一誠は木場の闘いを見てうれしくなっていた。
だってついにやりあがったんだ!!木場はあいつは自分の因縁を自分自身で断ち切りやがった!!
しかも聖と魔が融合した剣かよ!かっこいいじゃねえか
木場が深呼吸をするとバルパーに迫る。
どうやらこれで決着をつけるようだな。いって来い木場!!
「バルパー・ガリレイ。覚悟を決めてもらおう」
木場がパルパーに向かい迫るが、パルパーはそんなことを気にせずに何かを呟きだした。
「なぜこのような現象が起きる……。そうか!!わかったぞ!!聖の力と魔の力、それらをつかさどるバランスが大きく崩れているのならば説明がつく!!つまり先の停戦で魔王だけではなく。聖書の神も―――」
ドゴォォォン!!
パルパーは何かの結論にたどりついたそぶりを見せた瞬間俺たちの近くで何かの衝突音と砂埃が舞う。
「なっ何だ!?」
俺は砂埃が舞っている中心に視線を移し砂埃が収まると
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