第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change5:暴かれた真実〜The advent of the bigger armor〜
[2/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
なる力が融合していく。
同志たちが心の中で語りかけるように教えてくれる。これは新たな力の昇華だと。
そして神々しいオーラと禍々しいオーラを放ちながら僕の手元に一振りの剣が現れた。
―――完成したよ皆。僕たちの剣が――。
「―――禁 手、『『双覇 の 聖魔剣』。聖と魔を有する剣の力、その身で受け止めるといい」
僕はフリードに向かい駆け出す。
フリードは僕の攻撃に対して天閃 の 聖剣の力であげたスピードとフェイントを織り込んだ攻撃で迎撃してくる。
ギィィィィン!!
だけど僕はそれでも受け止めた。しかしある意味おかしいよあの『はぐれ悪魔祓い』は、正直ここまでの動きをするとはね。だけど、どうやら僕の剣でフリードの持つ聖剣の力がかき消されているようだ。
そして僕は体制を変えるためいったん後ろに引く。するとゼノヴィアが僕の隣に現れた。
「リアス・グレモリーの『騎士』。まだ共同戦線が生きているか?」
「そうだと思いたいね」
「ならば、共に破壊しよう。あのエクスカリバーを」
「いいのかい?」
「あれは聖剣であって聖剣でない。あれは異端者によって醜い姿になった異形の剣だ」
「そうだねなら、破壊しよう悪意の元凶を」
すると、ゼノヴィアは自身が持っている『破壊 の 聖剣』を地面に突き出し右手を何もない空間に突き出す。
「ペトロ、バシレイオス、ディオニュシウス、そして聖母マリアよ。我が声に耳を傾けてくれ」
何かの言霊を発し始めている。すると手を突き出した空間が歪みだし鎖に巻かれた大きな大剣…いやこのオーラ聖剣がでてくる。
「この刃に宿りしセイントの御名において、我は解放する。―――デュランダル!!」
ゼノヴィアの叫びとともに聖剣にまかれた鎖が砕けそこから一本の大剣のような聖剣がゼノヴィアの手に握られていた。
デュランダルだって!?確かエクスカリバーに並ぶ伝説の聖剣。その力は触れるものをすべて切り裂く聖剣と聞いたことがある。
「貴様、エクスカリバーの使い手では無かったのか!?」
パルパーが驚きを隠せないでいた。
「馬鹿な! 私の研究ではデュランダルを使える領域まで達していなかったはずだ!」
「私はそこの異端者やイリナと違って、数少ない天然物でね」
「完全な適性者、生まれたときから祝福された真の聖剣使いだと言うのか!」
なるほど彼女は完全なる聖剣の適合者。紛い物ではなく、そして神に祝福されて生まれてきたようだね。
「デュランダルは触れたものは何でも斬り刻む暴君でね。私の言うこともろくに聞かない
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ