暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第1章 誕生!最強ライダー編
第20話『お前の居場所』
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。俺がハイパーゼクターを取り出した時点でクロックアップを行うはずだ。それなら、俺は奴がクロックアップするのに合わせてプットオンして守りを固めればいい。)
カブトは考える。
(きっと、天道はそう考えているんだろう。なら、僕は今のまま攻めれば大丈夫だ。)
ダークカブトもそう考えて落下するカブトに追い撃ちをかけようとする。
(それが奴の考えか。なら、予定通りに行くか。)
カブトは更にダークカブトの動きを読み、ライダーフォームからマスクドフォームに戻り、ダークカブトの攻撃をガード。そして、
「ハイパーキャストオフ。」
[hyper cast of!  change!hyper beetl!]
カブトはハイパーフォームに変身し、同時にパーフェクトゼクターを取り出してダークカブトを切り裂き、
[Kabuto power!thebee power!drake
power!sasword power!all zector combine!maximum hyper typhoon!]
対応する全てのゼクターを集結させて必殺技の斬撃、マキシマムハイパータイフーンをダークカブトに放ち、ダークカブトの変身を解除させる。
「ひより、居るんだろう。」
カブトも変身を解除し、ダークカブトと供に去った妹、ひよりを呼んだ。
「天道、いつから気づいていたんだ?」
ひよりは天道に聞く。
「妹のことくらい、分からない俺じゃない。」
天道がそう言うと、遅ればせながら加賀美がやって来る。
「漸く、皆さんが集まってくれました。」
そして、加賀美の到着に合わせて雅が出てくる。
「雅、いつからいたんだよ。」
「二人が戦っている頃には、いました。」
加賀美の質問に雅は答える。
「加賀美、そこにいる子供は何だ?」
「天道、こいつは試作段階のゼクターをテストしてくれた子で、世界を旅しているって言っていた。」
「初めまして、天道さん。僕は凪風雅と申します。お願いがあります。ひよりさんがどちらの世界を選ぶか早く決めないと、この世界の全てが崩壊してしまいます。なので、決めてもらう為にこのカードに願いを込めて下さい。加賀美さんと、日下部さんも。ひよりさんの為に、僕に協力して下さい。」
雅は、天道と日下部、二人の総司と加賀美に白紙のカードを渡し、
「集え、世界の願い!」
カブトの世界のワールドホープを完成させて、ディロードライバーにスキャンする。
【WORLD HOPE-KAMEN RIDER KABUTO-】
「ひより、俺とあいつ、そろそろどっちの方に行くか決めるんだ。」
「天道、何でボクにそこまで…」
「お前は俺の大切な妹だ。だが、妹の決断を、俺は否定しない。だから、選んでくれ。ひよりは、まだ迷っている。俺には解る。」
「天道…。まったく、何で天道は素
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