第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change3:復讐の疑戦〜A case of sudden change〜
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すがにこういうときは少し控えてくれ。今は緊急事態なんだぞ」
まったくこんなときも相変わらずブレないな主任は。まあ下手に緊張するよりもいいが。なるべくこうゆう非常事態の時はは控えてほしい。
「それで本題に戻るが、もうひとつの強大な反応だ。しかもコカビエル以上の反応を持った奴の情報がいまいちつかめない」
『それに関してはお手上げだ。駅周辺を探してもどこにもそんな反応は無かった』
「私もだめだったよ」
二人も手がかり無しか。正直その反応があってから今のところその反応に関しての事件は無い。
「それにしてもその反応の持ち主は一体何しにこの町に来たんだろう?」
『さあ、何もしてこないから不明だね』
何もしてこない…となると二つの仮定が生まれるな。一応二人の意見を聞いてみるか
「これはあくまで俺の仮定に過ぎないが、恐らくそいつは傍観もしくは潜伏が目的なのかもな」
「う〜ん。考えてみればそう判断するのが正しいよね」
『そうだね〜』
まあ、今のところ何もしてこない傾向を見てもうひとつの反応は除外していいか。
『そうだご主人。実は完成したよ例の『第一試験兵装』がね。とりあえず兵装内容のデータご主人のほうに送っとくね』
「できていたのか」
完成したのか。まあとりあえずコカビエルのことを考えるついでに見とくか。
「あの…マスター」
「ん?どうしたそんな深刻な表情。どうかしたのか?」
俺は『第一試験兵装』のデータを見ているとテュールが深刻そうな表情で話しかけてきた。
「実はマスターのことで聞きたいことがあるんだけど……」
「まあ、答えられる範囲でなら答えるが…」
テュール葉深呼吸をし質問してきた。
「そういえばマスターの体ってもしかして」
「ああ、そのことか」
そういえばまだ誰にも説明していないな。一応イッセーたちを混乱させないように説明したことは無いからな。まあテュールには話しても大丈夫だろう。
「聞きたいか?俺の体がどうなっているか」
「う、うん」
俺は完成した『第一試験兵装』の概要を見ながらテュールに自分の体について説明する。
「まあ、この体になった経緯は話せないが、俺の体は人間いや生命体じゃなく…”機械”で構成されている。まあ一応、元生命体だけどな」
「やっぱりそうだったんだ…」
「どうやって気づいたんだ?」
「実はマスターの変身前の姿と変身後の体格や骨格がどうにも不自然だったんだよ」
まさか、それだけで気づかれるとはな。
「まあ、いつか気づかれるとは思っていたが。まさか一番最初に体の正体をテュールに見破られるとはな。まったくすごいなお前は」
「でもマスターはそんな体で大丈夫
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