第一章
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た時ね」
咲は今度は幼い時から共にいる親友の一人に応えた。
「もうあれで完全に諦めたわ」
「それであの日ずっと飲んでたわね」
「けれど荒れてなかったでしょ」
「全然喋られずに飲んでたわね」
もっと言えば試合前から飲んでいた。
「本当に」
「荒れるレベル超えてたから」
「どうしようもない相手だから」
「そうなってたのよ、けれどそんな強敵だからね」
「味方だったら」
「これ以上はないまでに頼もしいのに」
咲はスポーツ新聞を自分の机の上に開いたままで未晴に応えた。
「今回どうなるのかしらね」
「藤波さんは?」
「どうかしらね」
咲は阪神のエースについては微妙な顔で返した。
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