第三章:月光校庭のエクスカリバー/雷洸射の火神鳴
Change1:新たなる騒動〜Beginning photos〜
[3/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
に何かを憎んでいる。それも並大抵の憎悪じゃない。まるで長年それをずっと勝てにして生きてきた瞳だな。
俺は木場が表情を変えた元凶の写真を見る。
そこにはおそらく幼少のイッセーとイッセーの友達であろう女の子。そして背後に教会のシンボルであるマークと一本の白と金色の西洋剣が写っていた。
―○●●●●○―
夜、天候は雨で21時を過ぎたころ俺は、以前感じ取った反応の現況を探るべく堕天使騒動があった廃教会方面を調べていた。今のところ神父の遺体などは見つかっていない。
ちなみにはぐれ悪魔討伐が今日あったが。俺はこの調査があるためリアス部長には適当な理由をつけて辞退した。そしてあの日から木場の様子が日に日におかしくなっている。
『こちら主任、今のところ異常な〜し』
『こちらテュール、今のところ以上はないし神父の遺体などは見つかってないよ』
俺たち三人はこうして夜になると警戒のため駒王町を三ブロックに分けて調べている。
俺は駒王学園・廃教会方面、テュールは集合住宅方面、主任はデパート、駅方面を調べている。テュールと主任は体の特性上目立ってしまうためこうして夜中に調査を行っている。一般人に知られないため、テュールは住宅の屋根伝いに移動し、主任はなぜか標準装備されている光学迷彩を使い視認されにくいようになっている。
『了解こちらも異常はない。これから廃教会の方を調べる。引き続き調査を頼む』
『ハイ、ハーイ』
『気おつけてねマスター』
さて今のところここまでおきた異変は数日前の二つの強大な反応。そして今日まで確認された同系統の反応が五つ、そして数個の神父の遺体。おそらく聖なる力と神父おそらく教会が少なくともかかわっていることは間違いないだろう。
『そうね、それにしてもようやく落ち着いたところにまた新たな問題…休む暇がないわね』
そうだな。でもイッセーが凝らされる前の日まで十分休暇は得ているから問題ない。
そしてあの堕天使騒動があった教会についた。すると廃教会の中から二つの生命反応があった。
俺はその反応見つからないように無音で二回に跳び割れたステンドグラスから進入し二階から見つからないように二つの生命反応があったところ見る。するとそこには白いローブをかぶった人間が二人いた。しかもローブには教会のシンボルがついていた。それとここまで近づいて判ったが同類の反応…つまり先日確認できた聖なる力の反応が二つ確認できた。
『こちらシン。廃教会で怪しい人間を二人確認。それと同系統の反応の二つが確認できた』
『後天的にきたほうの反応か〜どうするちょっと手伝いに行く?』
『いや俺一人で大丈夫だ。今のところあちらは気づいていない。一応居場所を随時判るように二人が廃教会
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ