バトルロワイヤル 後編
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ラ? 」
「どうでもいいだろう。それよりもなんだ? 」
「で、色々と予定外な事が起きちまったが、答えが分かったようだな? 」
「馬鹿が考えたようなヒントがなければ、もっと早く気づけたがな」
「確かに、私でも分かりづらいですからね」
「テメェら…………」
「だが、確かに自分に足りないものは分かった。コムカイ ユウト。アマミヤ アカネ。明日からも指導を頼む」
二人に頭を下げ、改めてお願いする。そのせいか、コムカイ ユウトは心底驚いた表情になる。
「!…………へっ。ようやくやる気になったか。任せろ! 」
「微力ながら、力になりますよ」
「感謝する」
頭を上げ、感謝を述べる。
仲間を頼る…………か。私には、少し足りなかったようだな。それに、私自身の力も。
「ふっ…………」
軽く笑みを浮かべ、天之川学園があるであろう方向へと顔を向けるのであった。
ーーー――
「さて、と」
スマホを取り出し、ある人物に電話を入れる。数回コールが鳴ったところで、電話が繋がった。
「もしもし?トウイー?………うん。そうだよ。少なくとも、被害はあっちまであった。…………うん。多分そうだと思うよ。まあ、報告は以上かな。
…………えっ!?う〜ん、どうしようかな?行ってもいいんだったら行くよ!え?いいの?じゃああとで行くね!バイバイ! 」
電話を切り、スマホをポケットに入れる。そしてさっきまでの報告を気にせず、早足で目的地へと向かったのであった。
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