第二章 Lost Heros
銀白VS六課&恋姫
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・・・」
「ふざけるな!!」
蒔風の言葉にフェイトが羞恥に顔を赤らめて睨み、愛紗が激昂した。
そんな愛紗やなのは達に対し、蒔風がふざけた顔をし、舌をベェとだしてにたりと笑った。
「お前ら武将には興味ねぇんだよ。お前ら総力戦でオレに一回負けてんじゃねえか」
「黙れ!!!だからと言って・・・貴様を許すことはできん!!!」
そう聞いて、蒔風が呆れたようにため息をつく。
後ろを向き、スタスタと歩いてからバイクを立て直し、腰に手を当てて心底めんどくさそうに言った。
「武将なんざどーだっていいんだよ。そもそも、いつも俺は言ってただろうが。「結局何をするにも強くなきゃならん」ってな」
「その強さは・・・・誰かのために振るうものじゃなかったの!?」
「バァカ。ちげェよ。すべてはオレの気分だ。あの時はそれが気分良かったからやってただけ。で、今はいまだ」
「・・・・・もういい・・・しゃべるな・・・・」
「今のオレはとても楽しいぜ?」
「・・・しゃべるな・・・」
「なんだよ。信頼してたってか?ハァ・・・いいか?フェイト、一方的な信頼はってのはな・・・」
「しゃべるな・・・・・・」
ジャカッ
「ただの迷惑にしかならんのだよ」
「その声で・・・・その顔で・・・・」
ドォウ!!!
「そんな言葉を、それ以上吐くなァアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
かつて、敵から聞いたことのあるような言葉を聞き、フェイトが怒りをあらわにして砲撃を放ちそのまま蒔風に突撃してきた。
それを見て、蒔風が加速開翼をし、フェイトも真ソニックへといきなりフォームを変えていった。
両者とも、トップスピード。
しかし、なぜだろうか。すでにあれだけ動いていながら、蒔風の加速には一切の減速もキツさもない。
しかし、更にそこにアリシアも入ってくる。
バルディッシュにかつて組み込んだ加速プログラム。それは当然アリシアのバルディッシュ・ウイングにも入っている。
そしてフェイトと身体を基本的に同じとする彼女は、そのプログラムを使う事が出来る。
だから彼女もこの戦闘に入れるのだが・・・・・
『おかしいよこんなの!!なんでこの人こんなに長くいられるの!?』
『舜相手に疑問は無意味!!いつだってこの男は・・・考えの外から襲いかかってくるんだ!!!』
『だけど・・・・キャア!!!』
「アリシアッ!!!!」
蒔風との交戦でアリシアが弾かれる。
無理もなかろう。いくらアリシアがフェイトと同じ知識を持っていると言っても、その体に刻み込んだ経験
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