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機動戦士ガンダム・インフィニットG
第九話「ユーマ・ライトニング」
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給させていただきましょう! 赤いだけに!!』
「……!」
不満度マックスだが、それでもやむを得ずユーマを自分のやや散らかった? 部屋へ招くことにした。
「うわぁ〜……ここが、ジョニーの部屋なのか?」
興味津々な目で年上の男の部屋を見渡すユーマにジョニーはやや顔を赤くした。
「お、おい……あんまジロジロ見ないでくれよ?」
しかし、そんなジョニーのことなどお構いなしにユーマは彼の自室を見まくった。
1LDKの室内には煙草の紙箱と酒瓶が森のように置かれた卓袱台と洗濯物が散乱している居間……寝室のベッドの上には脱ぎ捨てられた寝間着のパジャマ、さらにキッチンは油まみれ、となりの流しはため込んだ汚れ食器の数々……
「すげ〜! なぁ、ゲームとかある?」
「いや……過去にPS2あったけど、壊れて捨てたな」
「マンガは……あれ、これ全部最近の大人系のマンガだ。ジョニーもガンガル読んでるかと思ったのに……」
「ああ、ガキの頃持ってたけど、今じゃ全部捨てちまったんだよ……」
「つまんねぇの〜!」
「小学生かお前は! つうか、ここは俺んちだぞ!?」
「じゃあさ? 俺はどうすりゃいいんだよー?」
「とにかく、今夜はもう遅いから明日に備えて寝るぞ?」
「明日?」
「そうだ。明日、俺と一緒に施設でMSのレッスンやるぞ?」
「じょ、ジョニーと!?」
ユーマは目を輝かせている……
「な、なんだよ……?」
「おっし! じゃあ、明日は早起きしないとな!? 俺、待ちきれねーぜ!!」
「ん? もう寝るのか? さっきはああ言ったけど、晩飯まだだろ?」
「いい、明日に備えて寝るよ!」
というなり、ユーマは早速その場へ寝転がった。
「って、おい! ったく……布団敷いてねぇだろ?」
「ZZz……」
しかし、すでにユーマは熟睡していた。
――いきなり来て、いきなり寝やがったよ、コイツ……
そんなユーマの図々しさにあきれるジョニーだが、そこは仕方ないとして彼に毛布を掛けて、自分は隣の寝室のベッドへ向かった。

翌日、ジョニーは配属先の基地やキマイラ隊らにも新人育成だと伝えてしばらく施設へ通い続けることになった。
「なぁ、ジョニー!」
「……」
「ジョニー! ジョニーってば!?」
「うるせぇな! 何なんだよ!?」
先ほどから、彼の背後をはしゃぎながらユーマが言う。
「なぁ? ジョニーって、やっぱMSの操縦スゲーの!?」
「あぁ?」
「ジョニーって、MSになったらスゲー強いの!?」
「ああ……」
そのことかと、するとジョニーはやや得意げになって自慢した。
「フッフッフ……自慢じゃねぇが、これでも俺は軍の連中から『真紅の稲妻』って異名で呼ばれてんだぜ?」
「す……スンゲェ〜!! 『真紅の稲妻』!? マジでカッコいいよ!?」
「な
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