第7話
[2/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
〜北クロイツェン街道〜
「き、来た……!」
「あ、あれがメンフィル帝国軍……!」
「な、何て数だ……」
「俺達だけで防げるのか……!?」
「そ、それよりも連中がケルディック方面から進軍してきたって事はケルディックにいる防衛部隊の仲間達は………」
領邦軍が防衛陣を築いて迎撃態勢を取っているとメンフィル帝国軍が現れ、メンフィル軍の登場に領邦軍は恐怖を感じたが
「狼狽えるな!我等には”機甲兵”がある!それにオーロックス砦からの援軍も加われば、例えメンフィル軍と言えど敵ではない!返り討ちにしてやるがいい!」
「イエス・コマンダー!」
司令官の激励に気を取り直して戦闘態勢に入った。
「総員、戦闘開始!メンフィルの怒りと力、愚かな貴族連合軍共に死をもって思い知らせてやれっ!」
「このバリアハートを貴族連合軍の兵士達の血で真っ赤に染めてあげなさい!」
「オォォォオオォォォォォォオオオォォッッッ!!!!」
一方メンフィル軍はサフィナとレンの号令によって士気を高めて領邦軍へと突撃し
「くふっ♪それじゃあエヴリーヌ達も始めようっか♪」
「ふふっ、今度の戦の将の首は私がもらうわよ!」
メンフィル軍に続くようにエヴリーヌとセオビットもそれぞれ領邦軍目がけて飛行して戦闘を開始した!
「―――お、応答せよ、応答せよ!こちらバリアハート東口方面部隊!」
メンフィル軍と領邦軍がぶつかり合ったその時司令官の通信機に通信が入った。
「む……!?なんだ、こんな時に!!」
「オーロックス峡谷方面の哨戒部隊より緊急報告――――オーロックス峡谷よりメンフィル帝国軍がバリアハートに向かって進軍中!オーロックス砦は既にメンフィル帝国軍によって占領された模様!」
「な、何だとぉっ!?」
突如来た通信の内容を聞き血相を変えて声を上げた。するとその時戦場の上空をカレイジャスが飛び去ってバリアハートへと向かって行き
「あら?確かあの飛行船は………―――なるほどね。うふふ、まさかこのタイミングで姿を現すとはね。果たしてシグルーンお姉さん達の目をかいくぐって大切なクラスメイトをバリアハートから連れ出す事ができるかしらねぇ?」
カレイジャスに気づいたレンは目を丸くしたがすぐにカレイジャスがバリアハートに向かった理由を察すると意味ありげな笑みを浮かべた。
〜オーロックス峡谷〜
「総員、戦闘開始!メンフィルの同胞達に手を出した愚かなアルバレア公に従う愚か者達を根絶やしにしてやれっ!」
「メンフィルの兵共よ!次代のメンフィルの皇帝たるリフィア皇女殿下に絶対的な勝利を捧げよっ!」
「オォォォオオォ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ